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2022年8月23日 (火)

私学展から~文化学園大学杉並の魅力

★文化学園大学杉並(以降「文杉」)の私学展のブースは、受験生・保護者であふれていました。文杉のDD(ダブルディプロマ)は、最初高校生の一部の話でした。しかし、今やそのエッセンスは、中学から高校まですべてのクラスやコースに浸透しています。

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★カナダのDDのすばらしさは、グローバル市民すべてに豊かな学際知をシェアするシステムだということです。IBなどは、特別な層の生徒が受けるものですが、カナダのBC州などのカリキュラムは、グローバル市民全てに機会があるわけです。それでいて、IBレベルなのです。

★ですから、DDコース以外の生徒もそのエッセンスをシェアできるのでしょう。

★そして、文杉のもともとあるアート的な伝統が加わり、PBL授業の中で行われるプレゼンテーションは、たんなる可視化ではなく、アート的なセンスも加わります。

★魅せる発案、魅せるプレゼン、魅せる行動力。文杉の魅力は、今やその雰囲気を学内から学外へ放っています。要するに、たとえば、スーパーグローバルな教師染谷先生や青井副校長のように、生徒もアイデアを出し、プレゼンし、行動するわけです。グローバル市民の知に教師も生徒も差があるわけではないのです。知識は年上の方がたくさん持っていますが、知の構造は平等です。

★知識は活用しながら覚えていかなくてはなりません。それも重要です。しかし、教師はここでリスペクトされることは大切ですが、そこで知識の格差をつくっては困ります。知の公平性と知識へのリスペクトということです。基礎学力と思考力という分け方は、そろそろ改めて次に進みたいのですが、文杉は、その次元に進んでいるのでしょう。受験生が魅力を感じるのは、そのような新しい学びへの感覚なんだろうなあと。

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