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2022年8月20日 (土)

2022年東京私立学校展始まりました。

★先ほど、2022年東京私立学校展(本日と明日国際フォーラムで開催)が始まりました。開始15分前に、主催の一般財団法人東京私立中学高等学校協会の会長近藤先生(八雲学園理事長校長)から開催にあたり私学の先生方に挨拶がありました。2022年はやはり特別な年であることを実感しました。

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★というのも、近藤会長の話は、今まで前面にはだしてこなかったコンセプトを明快に語ったからです。今までは、国の政策に翻弄されることなく私学独自の判断で正しい教育を行っていきましょうというコンセプトは語ってきましたが、今回は、それに加えて、このようなパンデミック、ウクライナ、気候変動で混迷する国を支える人材は、私学からなのだということを明言したのです。

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(近藤会長の話に耳を傾ける聖パウロ学園の先生方)

★今国は、私学に対するガバナンスコントロールをしようとしています。それに対し、その国のリスクマネジメントに対するガバナンスがコントロール困難になっているのに、そのコントロール下にいることは現実的に無理だろうという、近藤会長の実際的な判断です。

★国づくりは、国政だけではなく、経済や市民生活、公衆衛生、多肢に渡ります。それぞれの場所で世界に通じるリーダーシップを発揮できる人材=グローバルリーダーづくりは私学のミッションなのだということでしょう。

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★挨拶が終わるや開幕です。

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★あっという間に、会場は受験生・保護者で埋まりました。子どもたちの未来を国に任せるだけではなく、自分たちの知恵と判断力で選択していくことはとても大切です。教育について地球市民一人ひとりが選択し創っていく時代の輪郭が明快に見えた瞬間でした。それが2022年の意味なのでしょう。

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