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2022年8月27日 (土)

チエコトバ代表谷口梨花さんと対話~新しいキャリアデザインの小中高の出発点としてのモンテッソーリ教育

★チエコトバ代表谷口梨花さんと新しい子供観、新しい教育観について対話しました。小中高教育の現行学習指導要領は、「主体的・対話的で深い学び」や「探究」に象徴される新しい学びや評価にシフトしました。しかしながら、なかなか変わらないというもどかしさもあるのも否めません。それはなぜか?学校組織や人材育成方法が変わらないからだという話もあります。たしかに、それもあるでしょう。しかし、谷口さんのお話をお聴きして、幼児教育の問題もあるかもしれないということに気づきました。

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GLICC Weekly EDU 第92回「これからの小中高大のキャリアデザインの出発点は幼児教育~モンテッソーリ教育」

★もし、多くの幼児がモンテッソーリ教育を受けていたら、その子たちが小中高時代になったとき、「主体的・対話的で深い学び」や「探究」に結びつきやすかっただろうなあと強烈に思いました。

★谷口さんのお話に耳を傾けていると、モンテッソーリ教育によって、子どもたちがどんどん人間の本質を広げ深めていく自己変容のベースを創っていくシステムがわかります。

★幼児期に自己変容のプロセスをいろいろな機会で体験できるのがモンテッソーリ教育だということです。もしこの自己変容体験を幼児期にしていなければ、大人になっても誰かから与えられたり指示されなければ動けなくなってしまうのかもしれません。

★逆に幼児期に自己変容プロセスをたくさん経験していれば、そのプロセスを小中高に適用していけるのであろうと思いました。

★谷口さん自体は、モンテッソーリ教育の現代化を企図しています。それは、STEAMやリベラルアーツの現代化が希求されている小中高教育につながっていくことでしょう。

★非認知能力があれば、学力を向上させ、チャレンジングな自己変容マインドも持てるようになると言われています。

★チエコトバは、それを大切にするモンテッソーリ教育をベースにしています。

★幼小中高の制度上の一貫性ではなく、教育の質の一貫性を生み出す出発点は、どうやらモンテッソーリ教育にヒントがありそうです。詳しくはYouTubeをご覧ください。

★谷口さん、貴重なお話を、ありがとうございました!

 

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