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2022年7月 8日 (金)

北岡優希さんの学校を視る目 教育を観る目 時代が変わる時に現れる新しい編集智=インテグレイトデザイン

★昨日、北岡優希さん(ノイタキュード代表)が、八王子に寄られるというので、打ち合わせのためにと、勤務校の入試広報部長伊東先生が打ち合わせに行ってきますと放課後学校を後にしました。私もせっかくならと、だいぶ遅れてですが、ミーティングに参加しました。二人の対話を聴いていて、時代は変わったなあとしみじみ。二人とも超越視点を持っているので、いろいろなものが柔軟に見えるのですが、その超越視点のある場所が、私たちと違うのです。

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★二人とも、制度的な俯瞰視点を知りつつも、そこは距離を置き(エポケーとよばれています)、もっと生徒や保護者や教師という現場の関係性の中の、つまり内面性の中の超越視点を探っているのです。

★その関係性の背景に、北岡さんは受験市場というのがあります。伊東先生は、私立学校という相対的に自由度の高い学習環境の質をどうとらえるかというのがあります。

★だから、その超越視点が互いに違うのですが、それがシナジー効果を生むわけです。

★私なんかは、制度的超越視点に偏りがちですから、どこか保守的です。時代の変わり目にあっては、そこはエポケーしなくてはと思うのですが。。。

★いずれにしても、北岡さんのような編集智の持ち主が、学校の新しい超越視点を持っている教師を刺激し、新しい気づきを引き出し、それを文章と画像・動画とでインテグレイトデザインしていくということには、謙虚に学びたいと思います。

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