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2022年7月30日 (土)

聖パウロ学園 カトリック学校対象の大学入試に向けての講座(2)ワークショップツール~ハートスクエア

★講座「宗教と現代社会」は、前半30分は「世界の作り方」ワークショップ、後半60分は「根源的なるものと自己」ワークショップです。その両方のワークショップで使うツールはいくつかありますが、昨年来使ってなかなかよいなあと感じているのがハートスクエアポストイットです。伊東先生もお気に入りです。

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★文章や図、写真などをみて情報収集理解するわけですが、そのとき感じたことは♡型のポストイットに書き留めます。客観的な情報や事実に関連するものは▢型のポストイットに書き留めます。

★文章や図、写真のみならず自然現象や社会現象、人間と出遭ったとき、私たちは非認知的能力と認知能力の両方を働かせているあるいはその二つの能力が反応している自己に出会います。日常生活では、その自己を立ち止まって見つめる時間はないのですが、このようなワークショップではその自己を見つける時間を設定できます。それがハートスクエアポストイット活用で自然体でできます。

★キャンパスが森に包まれているということもあるですが、森の中で瞑想などしなくても、ハートスクエアポストイットに自らをみることもできます。

★そして、チームでシェアします。互いを知ることができます。いつもの仲間なのに、いや仲間だからこそ新たな発見があり、化学反応も生まれます。静かに自分を見つめながら開放的な精神が広がっていく時間です。

★そして、しばしばチームでどんな感じだったかプレゼンする機会も設けます。

★そのときは、1人ワンセットのプレパタ(プレゼンテーションパターンランゲージカード)を配ってあるので、どんなプレゼンをするのかプレパタを見ながら思いめぐらして臨みます。これもまた、自己を見つめ、互いに世界に巻き込み巻き込まれる行為です。

★おそらく、このようなワークショップで自己を再発見すると結果的に志望理由書を書く時にも役立つでしょう。

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