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2022年6月 8日 (水)

聖パウロ学園の数学科 「世界制作の方法」をPBL授業で実践し始める パウロの森で静かに根源的思索へ(2)

★結局、聖パウロ学園の数学科は、高1から高2までの2年間という長大なスパンで、文理関係なく、生徒が「世界制作の方法」を身に着けられるようになることがミッションなわけです。グッドマンの「世界制作の方法」をベースに聖パウロ流儀の「世界制作の方法」にアップデートされていくということもあるでしょう。

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★数学という解法は、授業のダイレクトな目標ですが、「世界制作の方法」は、その授業を通して身に着けるインダイレクトな目標です。数学の力は、この合力によって最終的に出来上がります。これは高3において理系の生徒が身に着けることになります。

★文系は、「世界制作の方法」と「文学」の合力とか、「世界制作の方法」と「歴史」の合力とか、パワフルなのは「世界制作の方法」と「探究視点」の合力という感じになります。

★DX人材は「世界制作の方法」と「情報」の合力となるでしょう。

★「世界制作の方法」とは結局「哲学」です。ただ、数学的アプローチの哲学であるので、英米の分析哲学に近いかもしれません。カントやヘーゲルは、もちろん、この「世界制作の方法」で読み替えると、実にシンプルになるはずです。

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