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2022年6月 9日 (木)

東大理系合格者数ランキングベスト10の意味は何か?

★朝日新聞EduA2022年5月31日の記事「東大理系は1位開成、2位筑波大附駒場、3位灘 トップ3は文理合計ランキングと同順位」で、東大理系合格者数ランキングが公表されています。ベスト10は、筑波大附属駒場を除いてすべて私立学校です。現政権はDX人材育成のために理数系を強化しようとしているわけですから、私立学校がやはりがんばらなければという意味が示されているのでしょうか。1位は開成。岸田首相の母校ですね。そのような意図もあるかもしれません。

★たしかに、10校で東大理系に540人合格しています。東大合格者の36%もシェアしているので、凄まじいですね。

★しかし、1学年ざっくり100万人のシェアは0.054%です。

★これでは、DX人材の量が足りません。つまり、どんなに優秀でも、東大だけに頼っていては、日本はヤバいということですね。

★いろいろな思惑があるでしょうが、中高生600万人が、文理関係なくDXとGXを学ぶ環境を速いところ作らなければという危機感をこの記事は示唆しているのではないかと思います。

★いや、そうではない。東大生は高度な専門家だからここに頼らなければといわれるでしょうか。

★それはどうやら違います。DXもGXも今やワールドワイドにつながります。英語を活用し、あるいは英語の翻訳アプリを使い、世界中のDX人材資産を活用して中高生が準プロフェッショナルになればよいわけです。ワールドワイドは、フリー、フラット、フェアー、フラタニティですから。

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