潜在能力を豊かにそして顕在化する教育 北岡優希さんの動画から
★ノイタキュード代表北岡優希望さんが勤務校を訪れ、パウロの森などをリサーチしてくださいました。そして、パウロの森と厩舎の馬の様子、陶芸工房などを動画として編集してくれました。ありがとうございます。その動画をみて、私は、生徒の潜在的能力を顕在化するパウロの教育の絵が浮かびました。
★この動画は、パウロの授業風景はありません。北岡さんが訪れたとき、延期になっていた新歓レクというスポーツイベントが行われていたからです。しかし、授業のない動画が、私にインスピレーションを抱かせました。
★たしかに、パウロの森や馬術や陶芸工房という体験は、もともと持っていた潜在的能力をさらに豊かにしていきます。そして、生徒はそれによって自分なりに気づいたことをリフレクションしながら潜在力をカタチにしていきます。社会課題を考える視点を身に着けるだろうし、自然と人間の関係について今まで以上の視野を広めていくでしょう。
★そして、そこにPBLという体験型あるいは対話型の思考型教育を加えることにより、学びや思考のロジックがカタチになります。そして、そのカタチが、潜在的能力を社会課題を解決するロジックだとか信念に転換します。
★潜在的能力は、自然体験によって豊かになり、直観的に自然と社会の関係性を見出します。しかし、PBLが加わることによって、その直感的なものを論理的なカタチに転移させたり、新たなアイデアを創造する確率を高めもします。
★潜在的な能力を豊かさのキャパシティだけではなく技術としてのケイパビリティ(性能)に転換します。
★そのとき、そのケイパビリティはカタチ(form)になります。すると仲間と共有できるのです。
★しかも、そのカタチは、その都度生まれます。アップデートも可能です。
★カタチに固執しないのがPBLの特色ですが、カタチなんていらないというわけでもないのです。
★自然にどっぷり浸って、自分の中で穏やかな心境になるのはすてきですが、その心境を詩というカタチにしたとたん、絵というカタチにしたとたん、音楽というカタチにしたとたん、共感を広めることができます。
★パウロの森、その中に馬術というPBL,陶芸というPBL、教科や探究のPBLがある意味は、そういうことだったのかと改めて気づいたのです。教科のPBLとパウロの森の両方が動画になっていたら、森は授業の背景に退き、図のように氷山モデルの海面下に退いてしまいます。
★しかし、今回授業のPBLがないことにより、パウロの森の意味が前面にでてきました。
★この動画を見たとき、私の中で、細胞分裂が激しく起こるカオスが生まれました。そのカオスがインスピレーションをカタチに変換してくれました。北岡さん、このような機会を頂き、ありがとうございました。
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