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2022年4月13日 (水)

変わるというコト(02)質を上げても次元が変わらないコトもある、質を上げなくても次元を上げるコトもできる

★学校は、教育の質を上げることは当然です。しかし、質を上げても全体としては何も変わらないというコトもあります。実に判断が難しいですね。質が変わっても次元というか組織の枠組みが変わらないということがあります。

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★タイプAが、そのタイプです。質を向上して、飽和状態になると次元がnからn+αになりそうなのですが、実は質の飽和状態とか沸点は読めないのです。多くの場合、携わっているメンバーの自己満足になりがちです。

★質が不十分でも、テクノロジーを加えると化学反応が起きそうですが、そうでもないというのが、Bタイプです。

★テクノロジーを使う場所をn+αの次元で行えば、実は現状の質が不十分でも、高い次元で質を充実できるということがあります。

★ここでいうテクノロジーとは、デジタル技術だけではなく、身体技術、心の技術、人間関係形成技術、ケアリング技術などを含みます。

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★タイプA´は理想的なように見えますが、コストがかかりすぎ、持続可能が難しいかもしれません。そもそもこのようなテクノロジーの使い方はあまり意味がないのです。

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★しかしながら、タイプDという場合もあります。というよりも、この場合が多いかもしれません。

★なぜこうなるのか?

★それは次元nと次元n+αの差異を明快に了解していないからです。

★「了解」?

★正解があるわけではないので、n+α次元は創造しなくてはなりません。構想力が必要です。

★それがなかなか難しいですね(汗)。

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