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2022年3月 8日 (火)

学校が変容するというコト(20)首都圏模試センター「高校受験情報誌」プロジェクト始まる❶

★首都圏模試センターは、今のZ世代やα世代が活躍する場である近未来社会が垂直的階層性を水平的多様性にシフトして、すべての人々が幸せになって欲しい。well-beingを生み出したいという会社の理念に基づいて、偏差値だけではなく多次元評価軸として思考コードを開発しました。昨年からあらゆる領域で普及を開始。特に新タイプ入試のように骨太の思考力全開の動きをリサーチし、情報共有を広げて、そのような学校の動きを支援してきました。

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(首都圏模試センター取締役・教育研究所長北一成さんから頂く)

★その結果、新タイプ入試は激増し、偏差値以外の評価軸で私立中高一貫校に入学する生徒が増えてきました。そしてその生徒の学びや学園生活のトランジション(軌跡)を追跡すると、多様な教育活動でプロジェクトリーダーシップを発揮し、大学も東大レベル以上の海外大学に進学するケースが激増したのです。

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★これによって、偏差値序列で人生が決まるわけではないことが、わかってはいたけれど、実感できなかった以前とは価値観が大きく変わりはじめました。偏差値で測ることができない新タイプ入試だけ受けて、私立中高一貫校に入学する受験生も増えてきたのです。

★まだまだ垂直階層化はありますが、それは市場においてはone ov themで、いろいろなクラスが生まれ、水平的多様性ができつつあります。

★しかし、これはまだ中学受験生の話です。私立中高一貫校のほとんどが、高校募集もします。その高校募集はまだ垂直階層化が解かれていません。98%以上の生徒が高校に進学し、中学卒業段階で浪人生を出さないという文部科学省の意図もありますから、垂直階層化に収まるように配分されるのが現状です。

★垂直階層化による生徒のメンタルへの圧力は強く、それがきっかけで、体調を崩したり、不登校になったり、人間関係をうまくつくれなかったり、多くの亀裂が生まれています。

★それをなんとか解放できないか?その強い想いが首都圏模試センターのパッション、ミッションになって、20校近くの学校の先生方と「高校受験情報誌」の編集過程で画期的解決法を見出そうというプロジェクトが動き始まました。

★毎週のようにZoomミーティングがあり、現状把握と思考コードの応用方法を探っています。

★そして、なかなか突破口が見つからないのは、なぜかがわかってきました。

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