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2022年2月26日 (土)

学校が変容するというコト(15)父母の会の力

★聖パウロ学園にとって、<父母の会>は、学校の教育活動が豊かになる大切な存在です。保護者の方々は、ご自身の仕事もあります。幸せな家庭をつくるために力を注いでもいます。その一方で、学校の行事を支援したり広報活動をしてくださいます。

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(父母の会広報誌「ギャロップ」。父母の方の独自の取材と教師とのコラボ)

★昨年は、このコロナ禍にあって、行事に生徒と共に参加することがなかなかできず、写真やインタビューをしていただくばかりした。子どもがスポーツで活躍する姿をみて、応援したい気持ちや文化祭で演じる成長した姿をみて、エールを送りたいという気持ちなどを生徒と共感できなかったことは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

★しかし、上記写真ように、父母の会広報誌で、生徒の成長する姿、盛り上がる生徒たちの一体感などを編集していただき、本当に感謝申し上げます。

★生徒自身も自分たちの立ち上げた目標に向かって果たしたGRIT精神に気づき、今後の自信につなげられます。教師も、生徒と共に歩んだ信頼感を改めて感じ、明日への教育へのモチベーションがあがるでしょう。

★保護者の方々のエールや温かい眼差しを直接体感するのが一番ですが、こうして広報誌にその温かいハートが転写されるのも得難いことです。

★それから、私立学校の場合、父母の会は、私学振興予算を獲得するための大きな力になっています。各支部でそれぞれの学校の父母の会のみなさんが集い、都議会議員の方々に要望書を出します。さらに、全国の父母の会が集結して国会議員に要望書を出します。私学教育のための経常費補助の拡充強化や教育費の公私間格差の是正を、一致団結して要望してくださるのです。

★2022年度の高1は新学習指導要領になり、卒業時の共通テストでは、「情報」という教科が試験科目になります。ポストコロナにおける特別補助を要望していただき、1人1台端末を実現するための補助金もゲットできているのです。

★学校は、教師の同僚力、生徒の同窓力、保護者の愛情の力が三位一体になって強い仲間のつながりができ、そのつながりにそれぞれの息吹が注ぎ込まれることによって、希望が輝く最高の学校になります。

★教育の質の向上、そしてそのための補助金の拡大。父母の会の存在意義は極めて重要です。

★毎月活動準備のための父母の会で、時々私も対話の機会をいただきます。そこで勇気づけられ、学園の教育に力を尽くそうという内なる光が輝き続けることができるのです。感謝です。今後も、信頼関係を深めていく所存です。

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