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2022年2月 3日 (木)

2022年教育動向(07)2月1日 東京 私立男子中学入試の前年対比95%以上リスト 麻布と海城の物語の素材文は同じでした。

★前回同様、2月1日 東京私立男子中学入試の前年対比95%以上リスト(日能研倍率速報 2022年2月1日現在)を作りました。

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★上記の学校が、それぞれの魅力を打ち出した結果、出願募集が良好だったのでしょう。

★それにしても、麻布と海城(1回目)の国語の素材文が同じで、かつ重要な問いも重なっていました。質の高い教師のコンセプトレンズはシンクロするということでしょう。

★麻布と海城の社会の問題もなかなかおもしろいのですが、まだ分析できていないので、いずれ。歴史の通時的視点と共時的視点のスクランブルや文化人類学的な視点はやはり傑出しています。

★もしかしたら、麻布と海城の併願は、学びの方法や学びの視座は共通点も多く、受験勉強がしやすいかもしれません。入試問題からみた学校選択は、実は最も学校の質を見出す方法であり、多くのメディアがアプローチし損ねている可能性が高いですね。。

★入試問題は学校の顔ですが、もっというとその学校の教師の質です。そして、教師の質とは、生徒との対話において、どのような問いをたてるのか、深いのか浅いのかなどなどということでしょう。

★メディアは、問題の解き方に終始しますが、それだけではなく、その問いの価値に光をあてなければなりません。シンプルに問いの価値は存在の価値でもあるからです。

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