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2022年2月11日 (金)

思考コードについて近頃感じるコト(01)共通言語化しつつある。

★首都圏模試センターが、思考コードをロゴ化するほど、中学入試市場では、思考コードの共通言語化が広がっていると感じる今日この頃です。実際、新タイプ入試を行う学校の先生や受験生、イノベーティブな教育関係者とまで、この問題はC軸問題だねとか、A軸の問い中にどうC軸の問いを潜在化させるかだねとか対話するようになりました。晶文社が「首都圏中学受験案内」に各学校の入試問題を思考コードで分析して3年以上経つと思いますが、その影響も大きいですね。

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★また、ここ数年、そしてさきほども、京都橘大学の池田修教授(発達教育学部 児童教育学科)とメールのやりとりをしていたのですが、池田先生は未来の教員を育てる時に、その学生と思考コードを共有しています。

★児童が楽しく探究する授業デザインを、学生とPBL型で展開しています。最終的には、学生も児童もパブリックオーディエンスにどう表現するかそのデジタル方法を巡っても研究が進んでいるということです。

★そのとき、思考コードが共有されているなんて、生みの親(ということになっているらしい^^;)としてはワクワクしてきます。

★大事なことは、思考コードで児童や生徒、学生、教師、一般市民が、それぞれクリエイティビティを発揮できるような問いを生み出して、楽しくハッピーに生きていく契機になればよいのだと。そしてそれぞれがみなそうなることは、互いに貢献し合う社会になるのだとシンプルに思う近頃なのです。

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