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2022年1月13日 (木)

2022年ホンマノオト21で描くビジョンを考える(13)東京・神奈川の中学入試動向 やはりNew Power Schoolのウネリと湘南白百合のインパクト

★東京・神奈川エリアの中学入試は、2月1日から一般入試が始まります。したがって、まだ両エリアとも出願総数は前年対比60%を超えていません。10日から始まった埼玉は100%を超えていますし、20日から始まる千葉エリアは現段階で70%は超えています。したがって、いずれ千葉も東京も神奈川のいずれも90%以上はいくでしょう。100%と断言できないのは、オミクロン株の急爆発の影響があるかもしれないからです。

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★そのような中、現段階ですでに前年対比100%を超えている学校があります。シングルスクール、共学校わけずに、前年対比の大きい順にならべてみました。

★みてください。湘南白百合の隕石が東京・神奈川エリアに衝撃を与えています。

★カトリック校で、大学進学実績がよいわけですから、特に変化する必要はないのですが、入試問題、カリキュラム、探究活動、生徒による教育空間の自主デザインなど、生徒自身の自己変容、学校の自己変容が広く世の中に伝わっています。

★2月1日の横浜共立をはじめとする神奈川の人気女子校が直接影響を受けている可能性があります。

★品川翔英、捜真、横浜創英、横浜女学院、新渡戸文化、武蔵野大、北豊島、宝仙理数インター、三田国際、工学院は、何かとメディアで取り扱われているラディカルなNew Power Schoolです。

★実践女子、フェリス、横浜雙葉は、グローバル教育、論文編集、探究活動などもともと先進的な教育活動で有名です。それが新学習指導要領の変化を先取りしていたので、さすがということになっているのでしょう。

★明星、青山学院英和学院は、急激な大学進学実績の成果はインパクトがあるのだと思います。

★変化のパターンは多様です。それぞれ内容は違うでしょうが、何であれ、ブレイクスルーする曲線を描いているところは、それぞれの価値を尊重する受験生や保護者が集中するというのは市場の当然の流れということなのでしょう。

★いずれにしても、New Power Schoolの勢いがよいことは明らかではないでしょうか。しかも、湘南白百合のように、伝統を守っていても今すぐに困ることはないにもかかわらず、伝統と革新を統合する大胆な動きを生み出すところには、人気が高くなるということでしょう。

GLICC Weekly EDUで、湘南白百合の教頭・広報部長の水尾先生と対話したことがありますが、そのときから同校はブレイクするなと思っていました。ぜひご視聴ください。

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