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2022年1月13日 (木)

2022年ホンマノオト21で描くビジョンを考える(12)千葉の中学入試動向 New Power Schoolのウネリ

★1月20日から千葉エリアの一般入試としての中学入試が始まります。1月20日の入試の志望者総数の前年対比は85.7%(日能研倍率速報2022年1月12日午後7時現在)ですが、まだ2週間以上あるので、おそらく90%は超えるとは思いますが、新型コロナウイルスの第6波の影響があるため、ちょっと読みにくいですね。しかしながら、そんな中で次の9校は、前年対比100%を超えています。また昭和学院は、新タイプ入試の再編成をしているので、昨年と比較できませんが、好調のようです。

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★それにしても、上記表の学校の多くは、変わらないために変わるという、いわば不易流行型のNew Power Schoolですね。もちろん、質だけではなく実装も重視し、その結果大学進学実績も出しているし出そうとしています。

★渋谷教育学園幕張は、22日の1次試験もはやばやと前年対比100%超えていますが、この意味でのNew Power Schoolのロールモデルです。隣接の茨城県の公立の中高一貫校化の波に対応するには、同校のようなロールモデルを参考にして独自性を開発していくことが千葉エリアとしては必然なのかもしれません。

★それから昭和学院の一般入試の制度は、新しいロールモデルかもしれません。すべてが新タイプ入試という発想です。

★埼玉エリア、千葉エリアのNPS(New Power School)のウネリは東京のウネリと合流してさらに大きくなるかもしれません。メタバースについて異論反論もありますが、パンデミックの影響で国内でさえもリアルな移動が不安定な今、海外のリアルな移動はそう簡単ではありません。

★安心安全、便利、コストを考えれば、教育メタバースは当然の流れになります。

★NPSのウネリと教育メタバースのウネリがさらに合流することによって、一気呵成に教育の大きな変化が、行政の政策の速度を追い越すかもしれません。

★2021年の大学入試改革は動きは重かったですが、2025年あたりからは、大学も生き残りをかけていきますから、がらりと変わるかもしれません。

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