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2022年1月21日 (金)

2022年ホンマノオト21で描くビジョンを考える(22)鎌倉女子大中等部・高等部にみる未来の教育

★鎌倉女子大中等部・高等部は、来年2023年同法人が80周年を迎えます。その事業の一環として新校舎建設が行われ、昨年7月から中等部・高等部は新校舎で学んでいるようです。直接訪れたことはありませんが、同校のサイトや動画を眺めると、ここに脱偏差値の未来の教育があると感じました。首都圏中学受験生は、全国の小6の3%です。

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(写真は同校サイトから)

★エッと思う方もいらっしゃるでしょう。そして、3%のうち3分の1の受験生が中学受験する学校しかメディアは注目しません。もちろん、心ある中学受験情報誌もありますから、公平に取り扱いますが、広告費用を出さなくても取材される学校は、やはりその3分の1なのです。つまり、全国の1学年のうちの1%の話が盛り上がっています。お受験だとかドラマになる話とは、その領域の話です。

★顕微鏡でみるような話が、すべての日本人の生活を規定しているかのような非科学的な感情で受験が語られている可能性があります。

★この錯覚は、特に大学入試でひどいですね。国公立大学や難関私大だけが大学のようなランキング表が春になると雑誌を埋め尽くしますが、日本には、800弱大学があるのです。年々増えてもいます。

★そして、この大学のうち、話題になるのは、国公立大学と私大のうち100大学です。なぜって、これらの大学だけで、全志願者の80%以上を占めてしまうからです。

★しかしながら、全国の大学進学率は他の国に比べ低いですが、それでも50%強です。

★鎌倉女子大中等部・高等部は、神奈川の学校です。リクルート進学総研のサイトで公開されているリポート「18歳人口推移、大学・短大・専門学校進学率、地元残留率の動向2020年」によると、神奈川県の大学進学率は57.%%で、全国で5位です。1位は東京ですが、それでも64.7%です。同校の大学進学率は、65.3%(2021年:同校サイトから)です。

★世の中は、グローバル化、グリーン化、デジタル化と叫ばれていますが、新校舎が建つ以前からその3つに対する多様な学びのプログラムは同校はすでに実践して実績を積み上げています。

★したがって、このような学びの空間が新校舎には埋め込まれているはずです。

★学校説明会で、以上のようなことを同校自身が説明しているかどうかはわかりません。このようなことは、今ではサイトを調べれば誰でもわかりますから、豊かな進取の気性をお持ちの保護者がリサーチをして、1%の話に乗らずに、我が子の未来を描きながら選んでいた李、面倒見のよい塾の先生方がアドバイスをしている可能性もあります。

★2021年1月20日現在日能研倍率速報の数字を集計してみると、現時点で同校総出願者数の前年対比は、141.9%です。

★鎌倉女子大中等部・高等部は、脱偏差値の新しい価値観を拡大する教育を行っている学校の1つでしょう。

★同校が注目されるコトの意味は、未来の教育のヒントを示唆しますね。

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