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2022年1月29日 (土)

2022年ホンマノオト21で描くビジョンを考える(35)三田国際が突き抜けている意味 新しい教育BSの誕生 出願動向からも見える

★首都圏模試センターの出願倍率速報(2022年1月28日現在)によると、三田国際の一般入試の総出願数前年対比は90.4%。今のところ東京エリアの共学校全体の出願状況は前年対比85%くらいですから、同校は100%を超える勢いがあるということです。受験生は、2月1日以降も直前で出願をしますから、国際生も合わせると今年も総志願者数は3000人を超えるでしょう。

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★このことは、単に人気がある、それゆえ偏差値が高くなったからもはや高峯の花、名門校入りしたよねというだけのお話ではありません。もちろん、そういう見方も間違いではありません。

★しかし、名門中学校の作り方の理屈から言えば、そのような有形アセットだけではなく、無形のアセットが、三田国際で養われるため、ぜひ自分の子を入れたいのだという意志を受験生・保護者が強烈に持っているという凄まじさです。

★そういう保護者が3000人強いるなんて奇跡でしょう。

★たいていは、難しと敬遠されます。だいたい難関校の倍率は3倍行けばよいはずです。しかし、三田国際は10倍を今も超えるのです。しかも、今年からはコースの区別なく、英語で授業するシステムが整っているわけです。

★1条校のインターナショナルスクールです。このシステムは、三田国際にしかありません。ですから、国際生・帰国生・英語に興味がある生徒が、みな集まってきます。

★もちろん、英語という教科だけはなく、他教科も英語で学べるわけです。理数系にも力を入れています。いわば多言語主義でサイエンスマスベースの学びの環境が貫徹しているわけです。

★三田国際が突き抜けているのは、このシステムにありますが、それは氷山の一角で、見える部分です。その水面下では、教師のプロフェッショナルキャピタルによって生徒の無形アセットが生成されています。そしてその産出力が凄まじいのです。

★たぶん、この氷山の一角のところまでは、誰もがわかります。しかし、出願している方々のみが、水面下の目に見えない、教育キャピタルと学びのアセットの関係に気づいているのでしょう。

★ビジネスのキャピタルとアセットと教育におけるキャピタルとアセットの差異は、21世紀型経営者や起業家精神旺盛なグローバル市民にしか、まだ理解ができない新しいバランスシート(BS)の考え方です。

★2023年は、このNew BSを見通すことが出来る保護者の方々が、三田国際にさらに殺到します。New BSの考え方ができないと、NEW VALUEは生まれないのです。それがライフシフト時代に対応できるといおうことです。そのことをすでに実践している三田国際。その意味で突き抜けているのです。

★私が、他の学校と従来のBSで比べて三田国際を論じることが、最近少ないのは、比較する項目基準が他にはないからです。何せ、突き抜けているのですから。

★もしそのことに気づく市場プレイヤーが増えたら、三田国際志願者は、2023年入試では5000人超えるでしょう。それだけの人が気づけば、日本の経済は復活する希望が生まれますよ。

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