« 2022年ホンマノオト21で描くビジョンを考える(24)富士見丘 New Value School | トップページ | 2022年ホンマノオト21で描くビジョンを考える(26)新しいトランジションを生き抜くためのカンザキジュクとGLICC »

2022年1月22日 (土)

2022年ホンマノオト21で描くビジョンを考える(25)工学院 New Value School 学びの生態系が拡張

★東京の私立中高一貫校の中学入試の志願者総数はゆっくりですが、2月1日に向けて増えてきています。日能研倍率速報(2022年1月22日現在)によると、東京エリアの共学校の志願者総数前年対比は70%。2月1日には100%を超えるでしょう。そんな中工学院大学附属中学校は、この時点ですでに92%です。平均より出願のスピードはかなり速いですね。2月1日には当然100%は超えるでしょう。とにかく、勢いがあるということでしょう。それでは、その理由は何でしょう。

Photo_20220122192101

★それは、明らかに、すべての教育活動の密度が高いからです。学校説明会に行けば、密度の高さは、熱を伝えますから、すぐにわかりますが、いかなくても同校のサイトは更新率が高いーつまり更新率の高いサイト表現というのも教育活動で密度が高いわけですーので、その高品質が伝わってきます。

★よく、SNSやオンラインでは熱は伝わらないという話がでますが、それは表現するものがいつも定番だからです。

★表現したいものが無限にあれば、それはリアル以上にリアルがこぼれ出るのです。リアルは限られた時間と空間で表現していますから、実はリアルではありません。リアルの部分集合しか伝えられないのです。もちろん、伝えるパフォーマンスの高さというものが重要ですが、パフォーマンスはすでに表現であって、リアルそのものではないのです。

★工学院は、とにかく多様な教育活動をアウトプットしています。なぜこれだけの活動を表現できるのでしょうか。

★それは、極めてシンプルです。一部の生徒だけが脚光を浴びているのではなく、生徒1人ひとりがみな発信できる教育活動が拡張しているのです。

★そして、部活でもサイエンスでもオンライン国際交流でも演劇でも、デジタルは当然活用するのですが、なんといっても言語と数学ベースの智慧が浸透しているのです。この智慧は工学院の教師と生徒両方の共通財産です。

★当然これは彼らにとっての無形資産です。ライフシフト時代です。未来はこの無形資産こそNew Valueを生み出します。そして、この価値はお金に置換えることもできます。心と現実の両方が融合してこそwell-beingです。

★かつては中高生の10%しかファーストクラスにはなれませんでした。

★工学院に行けば、そんなのは関係なく、みんなが心と金の両方を年収2000万くらい稼げるようになるでしょう。

★そんな馬鹿な!本間はまた妄想を抱いていると言われるでしょう。でも、そうならないと日本の経済はしぼみますよ。新しい資本主義とか所得倍増とはそういうことでなければ。

★いい加減目の前のことだけ考えるのはやめて、絶望を希望に変えるライフシフトをキャリアデザインの目標にする工学院のような多様かつ高密度の教育をしなくてはなりません。

★八王子に工学院があることによって、New Valueを生み出すことの魅力に、多摩エリアの受験生が気づくでしょう。同エリアにある勤務校もNew Value Schoolへとがんばります(微笑)。

|

« 2022年ホンマノオト21で描くビジョンを考える(24)富士見丘 New Value School | トップページ | 2022年ホンマノオト21で描くビジョンを考える(26)新しいトランジションを生き抜くためのカンザキジュクとGLICC »

創造的才能」カテゴリの記事

21世紀型教育」カテゴリの記事

中学入試」カテゴリの記事

創造的対話」カテゴリの記事

教育イノベーション」カテゴリの記事

PBL」カテゴリの記事

高校入試」カテゴリの記事