« 2022年教育の変容始まる(06)帰国生に人気の学校の実用的な意味 2030年が見える①共学校(東京) | トップページ | 2022年教育の変容始まる(08)帰国生に人気の学校の実用的な意味 2030年が見える③男子校(東京) »

2021年12月29日 (水)

2022年教育の変容始まる(07)帰国生に人気の学校の実用的な意味 2030年が見える②女子校(東京)

※本記事を掲載後、大妻中野の教頭諸橋先生から、最終的にトータル120名になったと連絡を頂きました。ありがとうございます。快進撃ですね!表は最終的な数字ではありません。中間報告です。いずれまとめます。

★前回同様、東京の女子中高一貫校の帰国生入試の出願動向を見てみましょう。出願数10人以上のリストです。

Kokusai

★昭和女子大附属昭和や富士見丘はスーパーグローバルハイスクール(SGH)認定校だったし、大妻中野もSGHアソシエート校でした。当然TOKのエッセンスは研究済みです。

★頌栄女子、共立女子、大妻、東京女学館、山脇、立教女学院、白百合学園、実践女子、江戸川女子、田園調布学園は、もともと帰国生から注目されていましたが、2013年以降、TOKはやはり研究済みですから、バージョンアップしていることは推測に難くありません。特に立教女学院はIB校になるかどうか相当研究しましたが、米国聖公会の先鋭的な教育と独自のプロジェクト学習を久しい前から開発していたため、必要なしと判断したぐらいです。

★神田女学園の10人は、飛躍です。ここから同校の快進撃が始まる予告だとみなすこともできます。ダブルディプロマやダブルディグリーの効果ですね。

★いずれも海外大学進学準備教育は織り込み済みだし、TOKのエッセンスや哲学も同様です。

★それから、コロナ禍にあって、帰国生がスムーズにアクセスできるのは、ICT環境が整っているからでもあります。

★2030年に、メタバース、NFT、SDGs、高度人材育成、海外教育機関の日本上陸、新しい経済社会、脱炭素社会などなどすべての領域で次のステージへというマインドセットがなされています。教育はどうでしょう。動いてはいるのです。しかし、10%ぐらいが動いているにすぎません。帰国生がサバイブするために選択している学校は、もちろん、そこに位置しています。

★10%で満足していたら、日本はたいへんなことになるのは、火を見るより明らかです。その絶望を希望に変える教育をわたしたちはチャレンジする必要があるのは言うまでもありません。

|

« 2022年教育の変容始まる(06)帰国生に人気の学校の実用的な意味 2030年が見える①共学校(東京) | トップページ | 2022年教育の変容始まる(08)帰国生に人気の学校の実用的な意味 2030年が見える③男子校(東京) »

創造的才能」カテゴリの記事

21世紀型教育」カテゴリの記事

中学入試」カテゴリの記事

創造的対話」カテゴリの記事

PBL」カテゴリの記事