私学経営研究会 私立学校の働き方改革進む
★本日は、私学経営研究会理事長・校長部会に参加しました。1泊2日ですが、例によって私は初日だけ参加できました。といっても、午前中の開会式には間に合わず、事務局の方々にわがままを申し上げ、丁寧にご対応いただき、本当にありがとうございました。午後からは、お二人の弁護士先生による「私学の教員の労働時間管理について」でした。そしてその後、私の勤務校である聖パウロ学園の高橋博理事長・学園長の事例発表でした。経営インパクトのある話でした。テーマは「変形労働時間制」の経緯と苦労話と成功例などについて。
★詳しくはさすがに企業秘密の部分が多いので、述べられませんが、働き方改革へ私学が動き始めている意志を感じました。その後、分散会で、弁護士の先生を交えて情報交換やアイデアについて対話がありました。
★制度設計の話と制度設計ではなかなかうまくいかない部分の両方がはっきりしたのは収穫でした。
★それを解決するには、労使関係の闘争や法廷論争ではなく、別の方法があることも気づきました。
★勤務校は少人数だからやりやすいということがわかりました。
★改めて、少人数制は生徒のみならず教師のライフにも好循環を創り出せるのだと実感。
★いくら今の制度設計でリスク回避をしようとしても、教育の現場の根本的な問題は解決しないようです。
★経営者のためだけの働き方改革から、組織にかかわる教職員、生徒、保護者全体のライフをどうするのか、そのためのアイデアづくりの第一歩が始まったという感じです。教育は深いですね。深イイという意味と深刻という両方の意味をはらんでいますが。
★ともあれ、みなといっしょにがんばります。
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