中学入試の新しいものの見方・感じ方 マルチ・フレームワークが個性を表象する myTYPE11月号 特集
★「my TYPE11月号」の特集のアイデアは傑出!「フレームワークから見える自分の個性、学校の個性」がテーマ。あの大谷翔平選手のノートからページは始まります。大谷選手のノートで活用された「マンダラート」というフレームワークが、自分の強みをはっきりと表象し、自信をもって進めるようになることがまずは描かれています。
★次のページは、多くの私立中高一貫校のキャリアガイダンスで活用されているパーソナリティと職業適性を分析するフレームワークである「ホランドモデル」です。
★さらに、次のページでは、首都圏模試センター取締役・教育研究所長北一成さんの「自己変容フレームワーク」です。「思い込み→未来」というシンプルなワークシートですね。これもキャリアデザインのワークショップでよく使われます。
★4つ目は、「思考コード」という知のフレームワーク。首都圏模試の知というのは、認知と感性などかなり包括的です。開発リーダーでもある同センターの代表取締役の山下一さんが語る「フレームを作るとフレームから個性がはみ出る」という逆転の発想はすてきです。
★2022年4月から、法改正により18歳で成人になります。今ままでは高校卒業して2年後ぐらいから成人の意識をもてばよかったのですが、2年早まりました。つまり、中高一貫校のキャリアガイダンスは、さらに前倒しになり、小学校5年生・6年生にも必要となってきたわけです。
★そこを俊敏に察知し、取材を重ねている同センターの編集はさすがです。
★未来の見通しを立てながら、いまここで何をやるのかGLITの精神で小さな変化を積み重ねていく。中学入試の準備のパラダイムシフトを首都圏模試センターは切り拓いているといえましょう。
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