工学院と聖パウロのSGTと対話 自然体・ダイナミック・柔軟なPBL。希望の教育がここにある。
★昨夜2時間弱、GWE(GLICC Weekly EDU)で、工学院のSGT5人と聖パウロのSGT1人と主催者鈴木さんと対話をしました。両校は21世紀型教育機構の加盟校で、思考コードを意識したPBL(Project based Learning)をふだんの授業の中で展開しています。2013年ころから本格的にスタートしています。最初の頃は、PBLって何からはじまり、思考コードもまだ開発途上の中からのスタートでした。しかし、今は、鈴木さんが「自然体だし、いきこんでPBLをやっているぞというわけではなく、ふつうにPBLがデフォルトになっていますよね」と語っているように、PBLは当たり前という雰囲気になっているのが、しみじみ伝わってくるすてきな対話になりました。
(オンラインでもこんなに豊かな表情が伝わってくるのは、さすがSGTのみなさんですね)
★参加メンバーは、工学院からは、教務主任の田中歩先生、国語科の臼井先生、保健体育科の柴谷先生、社会科の柳田先生、家庭科の片瀬先生。聖パウロからは数学科の伊東先生。
★それぞれの教科のPBL観のコンセプトと具体的な取り組みをじっくり聴くことができます。また世の中的には、だいぶ思考コードが広まってきたものの、まだまだ授業でどのようにそのコードが生かされているかは未知数です。しかし、両校のSGT(スーパーグローバルティーチャー)の経験から、そこを知ることができます。実に柔軟で、ダイナミックで、生徒の共感的コミュニケーションが育つのかがわかります。
★おもしろいのは、それぞれの教科が独自のPBLを展開する多様体になっているにもかかわらず、PBLの出発時点では「好奇心・興味・関心」を生み出す仕掛けに相当時間をかけ創意工夫をしているというバックヤードの営みがポイントだということです。
★先生方は、「好奇心・興味・関心」から出発さえできれば、生徒のモチベーションや探究へのGRITは生まれるのだという確信を持つ一方で、すべての生徒が教科という授業の性格上、毎回毎回「好奇心・興味・関心」を持っているわけではないという現実があるという共通認識も持っています。だからこそ、その状態をどうひっくり返すかにチャレンジするのがおもしろのだというダイナミックなマインドがあるわけです。そんな話をしている様子は感動的です。ぜひご視聴して感じて頂きたいと思います。
★この「好奇心・興味・関心」は結局は共感的コミュニケーションという希望と愛の雰囲気が学内に染みわたっているからこそ生まれてくるのだということにも改めて気づかされました。しかし、何よりこの「好奇心・興味・関心」を生徒が持つ瞬間をラーニングパターンカードさながら書き起こしてしまっている工学院の先生方のセンス・発想力・行動力に驚愕でした。
★かわいい絵になった生徒の「好奇心・興味・関心」を生んでいるときの状況と表情がなんともいえないいい感じです。
★PBLの深イイ話と生徒を思うカワイイ話を聴くことができます。希望の教育を感じることができます。ぜひご視聴ください。
★中間テストや進路指導、生徒募集など行事がスクランブル状態のこのお忙しい時期に、秋の夜長のいとおもしろき対話をありがとうございました。今月31日、先生方がファシリテーターで活躍するセミナーにも参加させていただきます。またよろしくお願いいたします。
| 固定リンク
« クリエイティブクラス100万人プロジェクト 21世紀型教育センターのSGTリーダーも出動 | トップページ | なぜ今「対話」なのか?中原淳先生のZoom研修と神崎史彦先生とのZoom対話から思うコト。 »
「創造的才能」カテゴリの記事
- 文化学園大学杉並 新コース順調に発進 イノベーションリーダーズコース ネクストハイスクールコースの先を進む(2026.02.15)
- 2027年中学入試に向けて(01)能力主義≦才能主義の時代に本格的に進む 才能主義化現象(2026.02.09)
- 2026年中学入試(48)【速報】和洋九段女子のPBL入試定着 ケンブリッジ大学の学びと共通していることに気づく受験生・保護者(2026.01.31)
- 2026年中学入試(37)工学院 感動を生む学校(2)今年も海外大学合格者多数 ケンブリッジに近い学校(2026.01.24)
- 2026年のビジョン ポスト・メタモダニズム?(2026.01.05)
「21世紀型教育」カテゴリの記事
- 【速報】工学院 中学入試 2026年も人気だった 生徒はみなプロシューマ―の環境(2026.02.13)
- 問いは命がけ トゥーランドットの3つの問いともう1つの問い(2026.01.04)
- 2026年中学入試(15)富士見丘 慶応義塾大学とコラボする画期的デザイン思考ワークショップ(2025.12.24)
- 2026年中学入試(12)工学院 学びの桃源郷(2025.12.23)
- 2026年中学入試(11)和洋九段女子 新しい女子校姿(2025.12.22)
「中学入試」カテゴリの記事
- 昭和女子大昭和 好奇心の個別最適化(1)(2026.02.15)
- 【速報】湘南白百合 東大推薦合格 理Ⅰ(2026.02.13)
- 【速報】工学院 中学入試 2026年も人気だった 生徒はみなプロシューマ―の環境(2026.02.13)
- 2027年中学入試に向けて(01)能力主義≦才能主義の時代に本格的に進む 才能主義化現象(2026.02.09)
- 2026年中学入試(64)昭和女子大学附属昭和 中学入試終了 堅調な入試 新しい女子校のカタチのモデル(2026.02.06)
「創造的対話」カテゴリの記事
- 昭和女子大昭和 好奇心の個別最適化(1)(2026.02.15)
- 2026年のビジョン ポスト・メタモダニズム?(2026.01.05)
- 問いは命がけ トゥーランドットの3つの問いともう1つの問い(2026.01.04)
- 【謹賀新年】判断のコンパスは変幻自在だけれどフレームは変わらない(2026.01.01)
- 【今年を振り返って➋】グリコのおまけにヒントあり?旧友がお前の話は「おまけ」の比率が高すぎるぞと。(2025.12.30)
「PBL」カテゴリの記事
- 文化学園大学杉並 新コース順調に発進 イノベーションリーダーズコース ネクストハイスクールコースの先を進む(2026.02.15)
- 昭和女子大昭和 好奇心の個別最適化(1)(2026.02.15)
- 2026年中学入試(57)和洋九段女子 能力主義から才能主義をけん引 総出願数前年対比127.3%(2026.02.03)
- 2026年のビジョン ポスト・メタモダニズム?(2026.01.05)
- 問いは命がけ トゥーランドットの3つの問いともう1つの問い(2026.01.04)
「高校入試」カテゴリの記事
- 文化学園大学杉並 新コース順調に発進 イノベーションリーダーズコース ネクストハイスクールコースの先を進む(2026.02.15)
- 2026年中学入試(22)富士見丘 コロンビア大学合格 アイビーリーグの大学(2026.01.13)
- 【今年を振り返って➋】グリコのおまけにヒントあり?旧友がお前の話は「おまけ」の比率が高すぎるぞと。(2025.12.30)
- 【今年を振り返って】学校選択の決め手:対話をするとき3タイプの理解方法を柔軟に融合する教師がどれくらいいるか?(2025.12.29)
- 2026年中学入試(17)昭和女子学附属 パワフルガールススクールとして新たらしい女子校のマインドとシステムをデザイン 受賞される(2025.12.28)




最近のコメント