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2021年10月 1日 (金)

革新的教育×自己変容型マインド(06)岩辺みどりさんの記事で、ラウンドスクエアと八雲学園が紹介される。 

岩辺みどりさんの記事(eduJUMP! 2021年9月13日)<リーダーを生み出す世界的な私立学校のネットワーク「ラウンドスクエア」>で、ラウンドスクエアからグローバルリーダーが生まれる奥義と加盟校である八雲学園が紹介されています。

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9月23日に「革新的教育×自己変容型マインド(05)八雲学園にアクセス急上昇」という記事を書きましたが、おそらく、岩辺さんの記事を見た方が、「ラウンドスクエア」や「八雲学園」をサーチしたからではないでしょうか。

★ラウンドスクエアについては、ぜひ岩辺さんの記事をご覧ください。

★1つ指摘しておきたいのは、ラウンドスクエアに加盟するには、革新的な教育を行っていなければならないということです。革新的とはICTを使っているということを意味するわけではありません。

★もちろん、八雲学園はICTを当たり前のように活用していますが、革新的ということは世界の痛みを引き受け解決するためにアクティブに行動したり、ときに自ら省察のためにアクティブ・ノンアクションを起こしたりして、本質的な問題を解決する大きな共感の渦を巻き起こしていくグローバルリーダーの育成をする教育を実行していることを意味します。

★そのようなリーダーの能力について、ハーバード大学のロバート・キーガン教授はこう語っています。

●既存の仕組みを疑う能力
●共通のビジョンを呼び覚ます能力
●意見対立に対処する能力
●問題を解決する能力
●権限を委譲する能力
●人々に自信をもたせる能力
●良好な人間関係を築く能力

       ロバート・キーガン; リサ・ラスコウ・レイヒー.
             「なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践」(Kindle の位置No.424-429)

★八雲学園の多様な行事は、すべてプロジェクトで行われますが、それぞれのリーダーは、みな上記の7項目を果たしています。

★革新的教育を断行して、自己変容型マインドをもったリーダーで満ちている学校。それが八雲学園です。

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