湘南白百合 生徒の内在的価値を高める教育。
★昨日8日(金)、GLICC Weekly EDU 第49回「世界を舞台に活躍する女性を輩出するー湘南白百合学園中学高等学校教頭水尾純子先生との対話」で、湘南白百合の教頭水尾先生とGLICC代表鈴木さんと対話をしました。湘南白百合の緻密でダイナミックな教育をお聞きし、日本も女性が活躍する時代が本当に到来すると確信しました。
★グランドデザインが策定されていて、多様な入試、教科学習、探究、行事、国際交流、企業をはじめとする外部団体とのコラボレーション、ICT教育、進路指導、同窓生の協力など、多岐にわたるアクションにその精神が浸透していて、まるでマインドが樹液に流れ、その循環が豊饒なぶどうの木(カトリックの精神の象徴でもあります)を生成しているかのようです。
★いろいろな活動をやっていても、このような精神が生徒1人ひとりの内面に循環していない場合は、見た目はダイナミックですが、生徒1人ひとりの内在的価値が豊かになりません。
★学校選択をする場合は、この生徒の内在的価値が豊かかどうかが決めてですが、なかなかこれは見えません。何せ内面の光は目には見えないけれどとても大切なものだといわれているのですから。
★ところが、湘南白百合は、広報担当の教頭水尾先生の発想力と表現力、そしてなんといっても見方を変えるコンセプトレンスに示されているように、生徒自身もまた自らのオリジナルの価値を表現し、やはりコンセプトレンズで同じものを見てもコペルニクス的転回を生み出す能力を有しています。
★発想力・表現力・コンセプトレンズは、基礎学力に偏りがちな日本の教育ではなかなか得にくいものであるということは、多くの人が痛感しています。そして予測不能な時代にあって、変えたいと思いつつも、なかなかハードルが高いというのも現実です。
★この閉塞感を希望に変える教育が湘南白百合にはあります。詳しくはぜひ動画をご覧ください。目からウロコです。そして希望の光が飛び込んでくることでしょう。
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