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2021年10月27日 (水)

麻布大学 江口祐輔教授 地球共生系の発想をパウロの森でも生徒と共有

★本日午前中、麻布大学生命・環境科学部教授江口祐輔教授が、聖パウロ学園に御来校。理科の澁谷先生といっしょにパウロの森に分け入り、イノシシの生態のリサーチのための仕掛けをしてくださいました。いずれ探究ゼミのメンバーである生徒と調査するためにです。江口教授によると、パウロの森は宝の山だそうです。最近自然と共生する都市づくりや社会づくりというのは注目されていますが、それをつくる前に私たちが動植物に対する先入観を実体験をしながら払拭する必要がそもそもあるそうです。たしかにそうですね。多くの話をたくさん聴きながら、頭で考えている自分を反省しました。

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★江口教授は、島根県のフィールドワークセンター(島根県美郷町)長でもあります。NHK「サイエンスZERO」にも出演しています。このフィールドワークセンターについては、麻布大学のサイトでは次のように記述されています。

<本学生命・環境科学部は美郷町の協力により、フィールドワークセンター(場所:島根県美郷町粕渕)を開設し、動植物のフィールドワーク、野生動物を用いたジビエ料理の加工技術、食品衛生管理の国際基準「HACCP」などの教育・研究を実施します。麻布大学は獣医系・生命科学系大学としての特色を活かし、有害鳥獣被害対策の指導・支援の拠点として、地域連携による新たな教育・研究を展開していきます。>

★食や動植物の新しい価値を見出し、新しい自然と社会と精神の循環を生み出すセンターということでしょう。

★パンデミックで、この循環がいかに重要であるか、世界中が身に染みています。

★今後このような研究はますます注目されるでしょう。

★美郷町のようにはいかないでしょうが、パウロの森もそのような新しい循環を見出す場となればと思います。そして麻布大学の教授と学生の皆さんとその場に立ち会えるパウロ生に未来の希望を期待したいです。

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