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2021年8月29日 (日)

富士見丘 中学入試市場で最も注目される私立中高一貫校(03)教師の育てる力とプロデュース力の相乗効果が卓越

富士見丘の副教頭佐藤先生と対話していると学ぶコトがとても多いです。ドラスティックな改革をせず、同校の教師は育てる力をフルに発揮し続け、多様性の環境をプロデュースする力と両立させています。たいていの場合、これは二極分解するのですが、合力になって相乗効果が生まれています。そのエビデンスが、高3の英検2級以上の取得率です。約80%の高3生が2級以上合格しています。準1級でも約30%です。

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★6年かけてここまで持ってきたわけです。2027年までには準1級以上が80%以上で、1級が30%ということになっているでしょう。

★注目すべきは、一般に、国際生入試を行っている学校の多くは、中学入学時にすでに2級以上を持っている生徒が多いのです。ですから育てる必要はないですね。しかし、富士見丘は、中学に入学してから英語を本格的に学ぶわけです。ですから育てる力が半端ないということです。

★そして、多様性の環境やプログラムをプロデュースする力と合力をつくるチームワークが強力だということですね。

★ネイティブスピーカーをたくさん雇い、ドラスティックに多様性を生み出すやり方もあります。

★しかし、冨士見丘は、今いる先生方が協力し合ってこのような結果をだしているのです。

★多くの場合、このような学内にいる教師だけで改革をやっても成功しないと言われています。

★そのような常識を完全に覆したのが富士見丘の先生方です。

★もっとも、はじめから優れた教師を集めていたということなのでしょう。

★さて、以上のような育てる力とプロデュース力とは具体的にはどういう力でしょう。このことについても語りたいと思いますが、詳しくはYoutubeをご覧ください。

 

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