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2021年7月 6日 (火)

21世紀型教育機構 次世代SGTのためのPBL授業の共創ワークショップ開催 7月18日和洋九段女子にて

7月18日(日)、21世紀型教育機構はワークショップを行います。次世代SGT(スーパーグローバルティーチャー)のための授業デザインの共創WSPです。このイベントの意味を少し考えてみましょう。

★2021年度から、いよいよ海外大学進学の潮流が、私立中高一貫校のNew Power School(NPS)でダイナミックなウネリとなっています。一方で地政学的なグローバル教育拠点として、海外のパブリックスクールやインターナショナルスクールが、日本でもいよいよ開設する動きが目立つようになってきました。このウネリをつくったり、海外からの世界の学校を迎えて、競争力を生み出せる学校として21世紀型教育機構の加盟校の役割は重要です。

Ceo1

★加盟校は、共通教育基盤としてC1英語×PBL×STEAM×哲学×思考力テスト×思考コード(メタ・ルーブリック)×グローバルイマージョンを確立しています。そして、この教育基盤の上に、各加盟校がさらにオリジナリティを創り出しているのです。今や世界の学校として突出した学びの拠点になっています。

★さらに、これがとても大事なことなのですが、加盟校の協働を結晶化させるために、各校のSGT(スーパーグローバルティーチャー)が、加盟校同士の情報共有のみならず、NPC市場の拡大を牽引するために、SGTの3T(タレント・テクノロジー・トレランス)を公開し、SGTをたくさん生み出そうという社会貢献活動を始めました。

★文科省が大学入試改革や学習指導要領の改訂を制度的側面から行っています。それはそれでがんばってほしいのですが、日本の未来を良い方向に変えるのは、教育の現場の教師1人ひとりの3Tにかかっています。国家による教育だけではなく、グローバル市民としての3Tを有したSGTが創る教育が重要な時代なのです。

★1人の3Tが世界を変えるのは、マイケル・ジャクソンの<man in the mirror>を視聴すればぴんとくるはずです。しかも、その3Tを有しているSGT=クリエイティブクラス=ビジョンハッカーが共創する動きになると、日本や世界を変えるウネリは教育から生まれはじめます。まさに、軍事力→経済力→教育力というパワーシフトが生まれるのです。このシフトが世界の平和を創り出すのは言うまでもありません。

★さて、この動きを加速するチームが、実は21世紀型教育機構にはあります。それは21世紀型教育研究センターです。聖学院の児浦先生、工学院の田中歩先生、静岡聖光学院の田代先生、和洋九段女子の新井先生がリーダーシップを発揮しています。4人の先生方はSGTの中のSGTです。

★今教師を志望する人口が減少していると言われていますが、SGTのような人生の道を歩むことがいかに価値あることか知ったら、むしろ殺到するでしょう。世界を変え、世界を生み出すかけがえのない人生を歩むのですから。1人の力が仲間とと共に<World Making>する時代がやってきたのです。

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