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2021年7月28日 (水)

【響】<06>3ダクション・ワークショップ言語 三角ロジックを出発点として①

★この夏、勤務校で学力・精神・身体・スピリチュアリティの質を総合的にアップできないか?4月から同僚とミーティングを繰り返し、ワークショップを行うことにしました。3人チームのもあるし、4人チームのもあるし、11人チームのもあります。スモールサイズの学園なので、ワークショップや探究ゼミは1人の教師に12人がマックスです。

【三角ロジックと思考スキル】

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★今まで思考コードや思考スキルを多様なアクティビティに結びつけてワークショップを行ってきましたが、成城学園の広報部部長の青柳圭子先生と対話した時、三角ロジックをピアで使いながら行う対話型論理の授業方法の成果を教えて頂き、これは今まで実施してきた多様なツールを統合してワークショップを行えるなあと思い立ちました。

★さっそく、4月から対話してきた同僚と三角ロジックと数学的思考、特に集合論や命題論と演繹推理、帰納推理、仮説推理などがどう関係するのかミニプロジェクトを形成して、仮説を立ててきました。

★そして、この夏、高1、高2や総合型選抜などに挑戦する生徒の中で、主体的に学びたいという生徒を公募して行うことになりました。最も、三角ロジックを教え込むというよりは、まずはやってみようからはじまって、写真やグラフや断片の文章をポストイットでバラバラにして、対話しながら今度は統合する過程で、何がみえてくるのか推理する体験をします。

★そして三角ロジックの3つの図(次回紹介します)をみて、自分たちがどんな推理を行ったか議論します。

★すると、三角ロジックでまとめたり読解する視点が身につきました。

★高校生にとって、実にわかりやすいわけです。パラグラフライティングではあるのですが、なぜか三角ロジックという言葉は浸透してしまうんですね。これは発見でした。青柳先生、ありがとうございます。

★その中で気づいたことは、三角ロジックの各辺の推理のときに活用する思考スキルが定まるということでした。

★まだ、生徒とは「具体と抽象」「比較対照」のスキルが三角ロジックとどうかかわるかまでしか進んでいないのですが、いずれこのワークショップ(今のところ「3ダクション・ワークショップ」と名付けようかなと)を繰り返していくと、上記の図のような三角ロジックと思考スキルが雪の結晶のように結びつくのだろうと思っています。(つづく)

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