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2021年6月19日 (土)

【響】<02>因果関係論の呪縛から解放されたし 鬱屈やストレスから逃れるために

★I think~becouse~。この構文は別に因果関係のお話ではありません。われ思うなぜならこうだからというのは、構文上結びつけているわけで、その根拠は常に反証可能性に開かれていて、説得力があるかどうかは確率論の問題です。因果関係ではありません。そもそも因果関係も構文上の問題で、社会現象や自然現象に因果関係何ていう法則はないでしょう。

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★もちろん、自然法則はありますが、それはすべて確からしさの世界です。

★にもかかわらず、道徳の世界では、こうなんだからこうせねばならないという疑似因果関係論が支配しています。それも確率に過ぎないわけですが、それを考慮しないから「~ねばならない」というわけですよね。

★この疑似因果関係論が不登校という行動を生み出します。暴発という行動を生み出します。疑似因果関係論は、あらゆる反証可能性を拒否し、あたかも正当だと思わせる疑似科学的な構文で、一通りの方向づけをします。

★当然意見表明権があるのですが、簡単に言うと原則論です。法則だから、決まりだからと意見表明を拒否します。

★日本の教育がこの疑似因果関係論の呪いにかかっているわけです。

★これでは生徒の心が危ないのです。疑似因果関係論感染症という同調圧力から心を救いたいのです。どうやって?対話という1人ひとりにとっての生き方を疑似因果関係から解放することになるかもしれない確率の精度を上げる持続可能によってしかないのかもしれません。

★ともすれば、閉ざされた対話になりがちですから、開かれた対話をどうしたらよいのかは教師同士がこれまた対話をするということでしょう。

★授業でPBLが必要なのはそういうことです。一方通行的講義は、疑似因果関係論感染を広げてしまう可能性が高いということでしょう。ともあれ、開かれた対話のPBLを。

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