GLICC Weekly EDU(39) 聖ドミコ学園 山崎理事長とカトリック学校の普遍的革新について対話します。
★明日金曜日、GLICC Weekly EDUで、聖ドミニコ学園の理事長・学園長の山崎先生と対話します。聖ドミコ学園は、800年前に創設されたドミニコ修道会の系列です。聖ドミニコと言えば、トマス・アクイナスとともに、欧米の対話のシステムの基礎を築いたことで超有名です。
★また、当時のローマカトリックは、まだ世俗的な王侯貴族やメディチ家のような大商人から教皇が選ばれた時代です。ドミニコがカトリックの改革に旗をあげたのはそういう時代だったからです。実はこのときすでに欲望資本主義の萌芽があったわけです。
★しかし、彼の革命手法は火を噴くような情熱的な対話によるものでした。この対話こそカトリック学校が大切にしている普遍的革新性です。
★新学習指導要領で「主体的・対話的で深い学び」というのがメインストリームですが、800年前にすでにヨーロッパでは広く行き渡っる道を歩んでいたわけです。欲望の資本主義と対話の相克が近代の歴史を動かすことになったのかもしれません。
★もちろん、ギリシア時代にその対話の系譜は遡ることができるのですが、中世の対話と古代ギリシアの対話とではある一つの大きな違いがあります。
★近代以降その違いがしばらく背景においやられましたが、パンデミックの時代において、その対話の根源性が注目されています。
★今カトリック学校はどこでも、それを見出そうとしています。
★元祖対話派の聖ドミニコの系譜の学園の理事長とその辺りを対話してみたいと思います。
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