教育のアップデート~2022年に向けて(27)21世紀型教育研究センター グローバル4.0/World Makingに向かって動き出す
★先日、21世紀型教育機構理事・事務局長である鈴木裕之さん(GLICC代表)とfacetimeミーティングをしていたとき、同機構の21世紀型教育研究センターのリーダーが集まってZoomミーティングを開いたという話題になりました。
(それぞれの自分が省察的関係的自己=RRS/Reflective relational selfとして活動し合う時世界はwell-beingを創造する)
★聖学院の児浦先生、工学院の田中歩先生、和洋九段女子の新井先生、静岡聖光学院の田代先生、文杉の染谷先生などの目の輝きを思い浮かべながら、またまた21世紀型教育機構のバージョンアップをするステージに進んでいるなあと感じました。
★それぞれのメンバー校がバージョンアップをし、その情報交換のみならず協働ワークショップを開くことで、機構のバージョンアップのスピリチュアリティが燃えあがり、その火が再び各メンバー校にリレーされていくという循環ループが、メンバー校と機構のエネルギーを生み出してきました。
★その主役がこの教育研究センターのリーダーの先生方でした。その絆は今も続き、今年はさらなるステージに飛躍するということです。
★世の中は国内外すべてを含んだ海外大学進路指導がようやく当たり前になってきましたが、2011年以降それを牽引してきたのは、彼らです。IBのようなプログラムを自前でできないかという戦略的目標のもと、C1英語やPBLやSTEAM、そして哲学を駆使した各メンバー校独自のプログラムを創りながら情報共有するワークショップを行いながら進みました。
★もはやIBなくても世界につながる実績をだし、グローバル3.0には到達しました。いよいよ海外の留学生を受け入れる段階、その多様性がまたまたイノベーションを生み出し、世界そのものを創る生徒を輩出しようというのです。
★海外では、18歳ですでに未来の大統領になる人材づくりが始まっています。そもそも18歳で大統領を選べるのですから当然の動きです。日本も2022年、つまり来年の4月から18歳成人です。高校時代に世界を創るスキルとマインドとアクションが必要になるでしょう。
★現場と世界をつなぐ教師の集団が21世紀型教育研究センターに集結しているなあと感じ入りました。
★私の方は、そのセンターの先生方と他校の先生方や大学の先生方と、「それぞれの自分が省察的関係的自己=RRS/Reflective relational selfとして活動し合う時世界はwell-beingを創造する」というデカルトーヘーゲルーフッサールーデューイなどに学び乗り越えるワークショップを模索しています。
★いわば、超越的世界作り=TWM:Transcendental World Makingです。超越というのは、本質が背景にあることを意識し汲み取るワークショップを行うビジョンと言うことです。
★またまたわけのわからないことを言っていると思われるでしょう。しかし、すでに現場で気づかないうちに行われています。PBLに覚悟を決めてやっている教師はどこの学校においても孤軍奮闘このTWMの法(mood)を広げているのです。
★私も勤務校の数学の先生方と少しずつ動き始めています。
★年内に教育研究センターの先生とそして同じ想いで実践している先生と活動していきたいと思っています。
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