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2021年5月16日 (日)

2021年私学展(3)大妻中野 諸橋隆男先生

★私学展で、大妻中野の教頭諸橋隆男先生とお会いした。新年度になってお会いしたのは、昨日が最初でした。2カ月前にYoutubeの番組でご一緒して以来です。相変わらず、フットワークの軽い颯爽とした姿に、大妻中野の教育の進化の速度を感じました。

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(写真は、諸橋先生のfacebookから)

★諸橋先生とは、再度New Power School(NPS)の教育を豊かにしていくことを確認してそれぞれブースに戻ったわけですが、その後姿を見ながら、つくづく感じたことがあります。

★NPSを推進している先生というのは、コンセプトメイカーだなということなのです。

★対話の中で、ダイバーシティーなどのことばがでてくると、必ず一般的な意味や表面的な意味を確認し、自分たちはまた違った角度から考えているということが話題になります。そして何度かお会いしているうちに、そのコンセプトがさらに豊かになっいるのです。

★こうして久しぶりにお会いすると、またまた新しい構想を抱いていることが伝わってきます。

★なぜ、新しくなるのか?

★そのヒントとして、いつも話にでることは、生徒とのコミュニケーションを通して気づくということです。

★新しい教育構想や新機軸。それは目の前にいる生徒との対話を通して生まれるわけです。ですから、その学校独自の教育に発展していくのは当然です。逆に言えば、毎年新しい構想が生まれないということは、それは小さな構想でももちろん構わないのですが、もしかしたら生徒との対話が密に行われていないのかもしれません。

★大妻中野は、やはり生徒との対話に満ちています。とはいえ、それをコンセプトにまで先鋭化できるかどうかはこれまた教師の腕の見せ所です。

★諸橋先生の背中を見て、これからも学びたいと思います。

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