教育のアップデート~2022年に向けて(22 )平方先生と山下社長と対話 思考コードの新たな次元
★昨夕、平方邦行先生(一般財団法人日本私学教育研究所の理事・所長、日本私立中学高等学校連合会常任理事、一般財団法人東京私立中学高等学校協会常任理事、東京私学教育研究所所長)と山下一社長(首都圏模試センター)と思考コードについて対話をしました。平方先生は、全国私学の教員対象の多様な研修を企画実施していますが、その研修プログラムをデザインする時、研修コードという思考コードを発展させたものを活用しているということでした。
★私も勤務校で思考コードをベースに対話しています。したがって、中学入試―中学校―高校―教師というそれぞれのフェーズで思考コードの使い方が考えられるのではないかという対話になったわけです。
★おもしろかったのは、<B2>と<C3>の関係性が、特に次元によって変容します。いろいろなアプローチで対話が進みましたが、まだ明快に表現するにはいたりませんでした。
★思考コードが実践の領域と哲学的な領域の両方で語られるようになったことは確かです。
★引き続き、思考コードを実践している学校の先生も巻き込みながら、思考コードとは何かインタビュー活動が続きます。
★秋からシリーズで媒体で発信される予定です。すでに、首都圏模試センターの各種模擬試験で配布される雑誌に部分的に掲載され始めています。
★山下社長の学びの哲学、学力の哲学、創造的思考の哲学など少しずつ明らかになっていくでしょう。
★別れた後、私は八王子に戻るため四ツ谷駅に行きました。イグナチオ教会(聖堂はさすがに閉まっていました)の中庭で、自分をしばらく見つめ、帰路に尽きました。
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