八雲学園 共学1期生男子 プレゼンで人の心を動かす術教えます(1)
★本日八雲学園は終業式を行いました。式が終了してすぐに、Zoomで4月から高1に進学する現中3男子3人と対話することができました。中1の時から菅原先生が学年主任であったため、共学1期生の男子がどう成長したか尋ねていたら、彼らと話した方が速いですからと段取ってくれました。素早いコーディテート力はさすがです。
★それに、私のインタビューはシナリオがあるようでないので、対話の瞬発力が必要だというのは、長いお付き合いの菅原先生は熟知しています。そういうその場で臨機応変に、それでいて本質的なことを語れるようになっているという自信があったのだということは、対話が終わったときに改めて了解できました。スピーチしながら考えるしなやかな姿勢にその成長ぶりは確かにあると実感できました。
★テーマは、新入生にメッセージを贈るということでしたが、いきなりそのテーマで話すのではなく、やはり3年間で感じている八雲学園の魅力について軽く尋ねてみました。
★リハや打ち合わせがあったわけでもないのに、チームワークが前面に現れる対話でした。菅原先生は、何はなくともOne Teamづくりを土台としてつくる組織運営の達人ですが、このような対話の場面でもそれが際立ちます。
★ランダムにKくんから教えてくれますかと尋ねると、すぐに「チューター制度に代表されますが、先生と生徒の距離感がいい感じです。もちろん、ベタベタ親しいという感じとは違います」と。ファクトを語るだけではなく、意味を捉え返す<レンズ>をすぐに披露しました。距離感が近いとはどこの学校でも使われるフレーズです。それだけ大事なのですが、それだけ言うと、どこか紋切り型です。
★ところが、Kくんは、距離感の意味を深く考える<レンズ>を身に着けていました。このレンズは先生と実際に常に対話しながら、適切な上下関係というリスペクトをしつつもフレンドリーな関係がそこにはあるというチューター制度をはじめとする対話の積み重ねによって磨き上げられたもののようです。
★このことはMくん、Yくんが話すにつれて三人で、やはり信頼関係ができあがっているということですねと共感し合うところまで高まっていくことで明かされていきます。なかなか知的にスリリングな対話です。まさにチームなあrではなの妙技ですね。(つづく)
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