New Power School(06)文化学園大学杉並 オンライングローバル説明会はやくも追加開催の意味
★文化学園大学杉並の染谷先生からメールをいただきました。一昨日の「小学5年生以下対象 オンライングローバル説明会」に約100組の視聴者が参加したということのようです。この時期にはやくも!すごい!。そして、好評だったため、要望にこたえるべく、急遽「4/17(土)オンライングローバル説明会 追加開催決定!」をしたということです。俊敏な動き、文化学園大学杉並(以降「文杉」)の勢いを感じます。さて、その理由はなんでしょう。それは文杉が新しい保護者のニーズにこたえているからです。そして同時に同校自身この新しいニーズを生み出しているという重要な意味があります。
★というのも、文杉を受験する生徒は、すでに英語の高度な力を持っています。今年の中学入学者の110名のうち55名は、すでに英検取得者です。そのうち2級以上が25名です。
★上智大学をはじめ総合型選抜や公募推薦で求められる資格要件が2級以上ですから、これは驚きです。この英語が得意だという生徒は、将来高校生になったとき、日本で初めて文杉が創設したダブルディプロマ(DD)コース志望者が多いのです。DDコースの大学進学の内訳(大学合格実績の量の話でいえば凄まじいのですが、DDコースを通してどのような大学へ進むかという観点から見てみると)は、海外大学進学者が24%、国公立早慶上理ICUが25%、GMARCH・関関同立が22%です。
★ダブルディグリーですから、一般入試ではなく外国学校入試のような国内にいると気づかない留学生のための入試なども受験できます。当然英語力がなければなりません。その英語力は英検でいえば準1級以上でしょう。
★文杉の中学1年で2級で入学した生徒は、中学の間に準1級は取得できる英語教育環境にあります。何せ、DDコースに進んだ時、すべての授業がオールイングリッシュですから当然です。もちろん、DDコースに入る時点で、英検2級からはじめても卒業時にはほとんどの生徒が準1級以上を取得しているはずです。
★もっとも、英検ではなくTOEFLやIELTSという検定試験で、CEFR基準でB2・C1というところまでいくでしょう。たいていの高校はB1レベルまでを目標にしています。しかし、それでは難しい時代がすぐそこまできています。
★いまここで話している内容は、中学入試において一般入試を考えている受験生にはピンとこない可能性があります。これはしかし、将来リスクの壁が立ちはだかるということに気づいていないと置き換えることができてしまうのです。
★つまり、逆にそのことに気づいている受験生が文杉を受験するということなのです。そして、その文杉志望者数が近年急激に増えています。世界は2050年までに脱炭素社会になります。EV車にどんどん変わっていきます。そのためには、スマートシティ化が進みます。
★AI搭載のインフラやデバイス(IoTですから)に取り囲まれる時代突入に、今回のパンデミックで加速しました。この動きは世界同時的にイノベーション競争になっています。この流れに対応できないと国力は一気に衰退します。他人ごとではなく、私たちの生活が危機に陥ります。
★そうならにように、政府や省庁は高度人材が海外からきてくれるように、環境を整えています。その人材とはこのAI社会をつくる知的高度人材のことを意味します。その動きはすでに始まっていて、今回の2020年の大学入試改革もその一環でした。一般入試の改革の動きは鈍足でしたが、海外の人材を受け入れるための大学の授業の変容や入試の変容は凄まじい動きなのです。残念ながら一般入試の受験生にはその動きははっきりとは気づかれていません。
★高度人材は、英語はあたり前、STEAM教育体験当たり前、クリティカルシンキング・クリエイティブシンキング当たり前です。なおかつリベラルアーツ当たり前です。
★改訂学習指導要領もなんとかその高度人材が体験している中高時代の学習環境に追いつくように動いていますが、間に合いません。それゆえ、文科省は、IB200校計画を、今回の大学入試改革を検討した段階で構想したのです。
★なぜなら、当面必要な50万人の高度人材は、現状の中等教育と国内大学では育成できないということも政府はわかっているからです。高度人材を受け入れるための法整備も行われているぐらいです。
★しかも、生産年齢人口が激減する日本です。準高度人材もどんどん海外からやってきています。イノベーションは多様な環境でしか生まれないと言われています。大学の留学生率は先進諸国で最低です。すなわち、高度人材危機が日本で大問題なのです。
★がしかし、このことに気づいている受験生はまだまだ少ないし、その受験生のニーズにこたえられる学校は文杉のようなNew Power Schoolですが、それもだ40校くらいです。その中で最も先進的な学校が文杉です。
★特にこの高度人材危機は2022年以降明らかになります。2022年4月1日から18歳成人の時代が到来です。今までの18歳のように守られる部分が少なくなり、いきなりグローバルな社会に放り出されます。大学に入るや高度人材予備軍と競争が始まります。本来共創を大切にしているのですが、しばらく競争になります。新経済社会が安定するまでに、20年くらいかかります。その過程は高度人材による年収1000万以上クラスの独占がはじまるからです。
★ここに備える進取の気性に富んだ保護者が関心を持つ学校が文杉です。3月21日、この時代の新しいニーズにこたえるべく、文杉は2022年からまた新しいシステムを構築しています。そのことについて説明がありました。どんな内容か?それは4月17日の追加説明会に参加して情報収集をすることをおススメします。
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