« 八雲学園 共学1期生男子 プレゼンで人の心を動かす術教えます(2) | トップページ | 八雲学園 共学1期生男子 プレゼンで人の心を動かす術教えます(4) »

2021年3月20日 (土)

八雲学園 共学1期生男子 プレゼンで人の心を動かす術教えます(3)

★Yくんが話し始めたときも、やはり話題が重ならないように気遣ってくれました。「僕は、文化体験について語ります」と。たしかに年間20か所くらい体験しに外にいくのは八雲学園の魅力です。各種博物館、各種科学館、多様なワークショップ、各種エンターテイメント・・・。数え切れません。「そんな中で劇団四季には驚きました。演劇に興味を持っている自分に気づいたからです」と。

Yk

★そのとき、近藤理事長・校長の声が聞こえてきました。「多くの体験は大事なんだ。多様な声に耳を傾けることが大切なんだ。なぜだと思いますか。自分の世界を深堀するきっかけづくりになるからです」と。もちろん、Zoomに途中参加されたわけではない。お会いするたびに語られる言葉が、リマインダーよろしく現れたのです。

★そして、文学部かなあ自分が進みたいのはと。文系ではなく、文学部と決めているのだと。まさか作家になりたいとかと聞いてしまったら、そう短絡的ではないという感じで、いや違いますよと。また愚問を発してしまったと反省しつつ、耳を傾けると、「新しい分野や新しい文化を体験すると、新たな理解や気づきが生まれるのです」と。

★なんと、教育者の想いとは、このように具体的に生徒に伝わるのだと感嘆してしまいました。

★そして「あっ、それからプレゼンの機会が多いということです」と。ここから一気にランダムに話が盛り上がってきました。みなそうだということになったのです。

★Kくんは、「本当に多いのです。たとえば、eスポーツの部活を創りたくて、企画提案を先生方にさせていただきました。驚いたのは、すべての先生方が参加してくれたのです。俄然燃えました。そしてありがたいと思いました。どうやったら、先生方の心を動かすことができるのか。いきなりプレゼンではなく、それまでに相談にのってくれた先生もいます。校長先生とも直接話す機会も頂きました。もちろん、一回だけで承認はされませんでした。しかし、もう一度機会をもらえるというのです」と目は輝いていました。

★よく聞くと、すでに賞金億単位のeスポーツに参加する体験をしているというではないですか。日本ではまだまだ広まっていないので、ぜひ普及させたいのだというのです。体験から自分の世界を深堀し、それをさらに公開するパワーが生まれるのが八雲学園のプレゼンテーション教育だということでしょう。そういうプロジェクトが大好きなのだというのは3人口をそろえて語っていました。まさに魅力的な教育です。自分が変わるという実感は、このプレゼンへの過程とどれだけ他者にインパクトを与えることができるかというワクワク感なのでしょう。

|

« 八雲学園 共学1期生男子 プレゼンで人の心を動かす術教えます(2) | トップページ | 八雲学園 共学1期生男子 プレゼンで人の心を動かす術教えます(4) »

創造的才能」カテゴリの記事

中学入試」カテゴリの記事

創造的対話」カテゴリの記事

PBL」カテゴリの記事

高校入試」カテゴリの記事