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2021年3月26日 (金)

New Power School(07)聖学院の大学合格実績が飛躍している理由 好奇心・進歩的学び・グローバルマインド・パトス

★先ほど、関西の学校の先生から、本間さんが注目している聖学院の大学合格実績の飛躍ぶりが凄い。どうしてそんなに伸びるのですか?と質問がありました。いつも言っている通り、好奇心が旺盛になるPBLベースの授業や行事を先生方が一体感をもっておこなっているし、多くの生徒がそれぞれプロジェクトを立ち上げられるようになっているからですよと。

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◎聖学院の大胆かつ精緻かつ愛が溢れる教育については、上記写真のYoutubeをご覧ください。

★すると、本当にPBLで実績がでているんですかと。人に質問しておいて、それは失礼でしょう。でも信じられないですよね。そちらの箱にはいっていてこちらを見ているのですから。箱から出てこないとわからないかもしれません。

★相変わらず、本間さんはきついなあと。

★もちろん、個人ワーク→ディスカッション→プレゼンがPBLだと思っていたらそれは違いますよ。聖学院の先生方は個人ワークの時の生徒1人ひとりの内面の広がりや深さを見る目を持っています。ディスカッションしているときに小さな変化の兆しに耳を傾けます。プレゼンが世界を生成し、参加している人々を魅せているかについてリフレクションします。

★そして、生徒が成長するためなら、あらゆることをやるし、自分たちだけではなく、社会を巻き込んで生徒を応援します。そのうち、生徒が教師を応援しだします。

★なぜそんなことができるのか。オンリーワン・フォー・アザーズという普遍的な精神を真剣に受け入れ実行しているからです。聖学院の教師と生徒は魂の連帯を柔軟にかつ鍛えぬいています。

★インターエデュのサイトでGMARCH以上の合格者が卒業生に占める割合は約70%です。PBLで急激に伸びるものですかねと再度問われました。たしかに先生のところもPBLとかアクティブラーニングはやっていますが、どの授業でもどの時間でもどの行事でもやっているわけではないですよね。

★しかもやろうと思って聖学院はやっているわけではないのです。生徒が限界を超える学びに挑戦するからそうならざるを得ないのです。

★たぶん、そこが大きな違いだと思います。

★いや、なんか合格必勝法があるのではないかと思って。。。とボソッと言われて、電話はプチンときれました。箱から外には出られなかったようです。

★でも大事なことは、GMARCH以上の実績にこだわっているうちは、生徒中心主義ではないのです。どこをコアにするかが大事で、高校卒業して起業しようが、自分の探究を研究に変えられる大学が見つかったら、そこがGMARCH以上でなくても全く構わないのです。いろいろな世間の声や目に惑わされず、自分で自分の心に火をつけて、そのインパクトが仲間を動かし、世界を巻き込んでいくことが最重要です。

★その覚悟を教師と生徒が共有できているかどうか。それに尽きます。それが聖学院のパトスです。

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