2021年度の教育動向(02)3月のアクセスランキングから見えるコト②聖学院記事の高注目の背景 18歳成年に向けて。
★前回のリストを眺めると、聖学院の記事「New Power School(07)聖学院の大学合格実績が飛躍している理由 好奇心・進歩的学び・グローバルマインド・パトス」は8位にはいっています。50位以内には3つの記事がランクインしています。注目されていることを示唆しています。実際今春の中学入試の出願数も増えました。
(聖学院の生徒の成長パターンは、脱枠自己変容型。思考コードは知と情の両方を見通すコンパスとして同校では使われています。)
★注目されている理由は、独自のグローバル教育を行い、結果として海外大学進学も目覚ましいというのもあるでしょう。PBL授業やプロジェクト型イベントが多く、生徒自身高いモチベーションを保ちながら社会にある壁や不条理をどうやったら解消・解決できるのか起業する生徒まで出現します。結果として大学合格実績もでてしまうわけです。
★テクノロジーを駆使したPBL授業もなされるし、プログラミングのワークショップも行われています。結果パンデミック下のオンライン授業やハイブリッドなカリキュラムが実施されています。
★いずれも注目される理由です。
★そして、なんといっても大事なことは、<オンリーワン・フォー・アザーズ>という限界を超える成長曲線を描く生徒の燃える姿でしょう。最後は、生徒自身が自ら自分の内なる火をつけるのです。
★こころに火をつけることができる教師がいっぱいいるのですが、教師がつけている段階では、自律したあるいは主体的な構えはできません。人はいろいろな辛い局面に到ったとき、こころの火が消えそうになりますが、なんとか消さないように、そして再びメラメラと燃えるように自分でなんとかできるようになれば、どんな局面に遭遇してもサバイブできます。もちろん、1人では何もできないのはいうまでもありません。
★タイ研修をはじめ、自分とは何者でもない存在だったのかと衝撃を受け、その虚心坦懐にいたったとき世界が急に開けるという青春時代を過ごせることこそ最大の経験です。聖学院では、この最大の経験ができるのです。
★この虚心坦懐の局面で世界が開かれる衝撃的体験は、18歳成年を迎えるにあたり、すべての子供に必要でもあります。
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