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2021年2月20日 (土)

沖縄インターナショナルスクール PYP探究学習発表会 日本の教育のこれからを考える大きなヒント

★本日20日(土)、午前中、沖縄インタナショナルスクール(以降「OIS」と表記)は、国際バカロレア プライマリー・イヤーズ・プログラム最終学年の5年生による学習発表会(エキシビション)が行われました。自分たちが関心のある社会問題について探究した内容を発表。Zoomで行われました。

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★テーマも〈新型コロナウイルス 〉・〈絶滅危惧種〉・〈アート〉・〈ゲーム中毒〉・〈インターネット〉・〈宇宙ごみ〉・〈再生可能エネルギー〉と日本の教育の小学校5年生を完全に突き抜けていました。

★それにしても、開会あいさつの知念理事長も来賓あいさつをされた瑞慶覧長敏(ずけらん ちょうびん)市長も英語と日本語のバイリンガルプレゼンテーションでした。もちろん、子どもたちも全員バイリンガルプレゼンテーションです。

★中身の濃さはいうまでもないのですが、探究のプロセスを明らかにしながらプレゼンしていく姿は、結果や成果を急ぐ日本の教育とは全く違う雰囲気でした。

★しかも、ペーパーを見ないで、プレゼンしています。質問にも大いに柔軟に考え回答していました。もちろん英語でしていたのです。

★要するにミニTEDでした。

★プレゼンは、視聴者を巻き込むパフォーマンスも行われ、それぞれ楽しかったですね。

★踊ったり歌ったり、動画づくりやサイト作りなどプロダクトまであるわけです。

★視聴者は100人以上だというのですから、それもまたすごいわけです。

★PYP→MYP→DPとIB一貫小中高のOISです。これからが楽しみです。

★この歳になると、小学校3年生の時に出会った子どもたちが、今では、医者、弁護士、起業家、看護師、科学者など世界に貢献する仕事に携わっています。子どもの成長の予言などできるはずもないのですが、ああやっぱりそう成長したかと思うこともしばしばです。

★だから、Zoom越しでしたが、自分の考えをしっかり持ち、ユーモアも交えながらプレゼンしていた様子から、彼らがグローバルリーダーとして活躍している未来の姿が思い浮かびました。

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