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2021年2月27日 (土)

GLICC Weekly EDU(24) GLICCの中国人スタッフのオリビアさんとの対話 東大の地理の問題とシンクロ

★昨日、GLICC Weekly EDU 第19回「グローバル教育について考える-中国人留学生チョ・テンジョさん(Oliviaさん)とともにこれからのグローバル社会を考える」がありました。そのときは、まだ今年の東大の地理の問題が公開されていなかったのですが、今みてびっくりです。留学や言語について鈴木さんとオリビアさんが対話した内容が、地理の設問Bで出題されていたのです。

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★インターネットの重要性や日本の留学生のほとんどがアジアからだということなど対話していったのですが、そのことについて論述する問題が出題されていたのです。

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★GLICCのスタッフは、留学生が多いのですが、日ごろ対話されている内容は、リアルな問題が共有されています。

★また、留学生は、東工大や東大などで研究しています。東工大の大学院で研究しているオリビアさんは持続可能な環境をつくることに企業が投資するESG投資やグリーンポンドの評価について研究するプロジェクトを実施しているそうです。

★経済活動がSDGsを達成していく可能性、社会的インパクトについて研究しているスタッフがGLICCには存在しています。大学入試問題を考えるリアルな人材がいるという場は、得難い塾です。

★英語と国語と算数という科目設定ですが、実際には言語と思考のプログラムがメインストリームです。いまのところ、日本語を使わざるを得ませんが、いずれは、英語と思考のプログラムだけの塾になっていくのでしょう。

★なぜなら、大学入試問題が、そうならざるをません。

★東工大のオリビアさんの研究室は50%が留学生だそうです。今後は大学院だけではなく、大学もそうなっていくでしょう。

★なぜか?おそらくESG投資やグリーンポンドへの投資が脱炭素スマートシティー構想と結びつき、そのモデルづくりの拠点が東京シティそのものがなるからです。

★トヨタとホンダが静岡と埼玉で、それを行っていますが、その成果は結局東京シティに転移されるようになります。そのとき、海外からの留学生がたくさん集まってきます。

★インバウンドの質の大転換がいよいよ起こるなあとしみじみ感じた対話となりました。

★日本語はどうなるのか?それは源氏物語を学ぶように、文化言語として学びますが、日常語というか公用語は英語にならざるを得ないでしょう。

★英語×思考×スマートシティ=ガーデンシティというのが、実はGAFAが考えている構想です。

★じゃあ、日本のアイデンティティは?イギリスがポンドを守り切ったように、日本は円を守るということでしょう。

★かりにデジタル通貨になっても、円という名前は残すでしょう。

★もし、それもなくなったとき、それはグローバリズムとナショナリズムの二項対立を超えた第三の世界の登場です。それがハイブリッドガーデンシティということになるでしょう。

★New Power School市場の登場は、実は東京シティの大きなモデルチェンジの兆しだということなのでしょう。

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