2022年に向けて動き出し私立学校(01)聖学院 ワークショップ言語という新しい言葉を使って
★聖学院は、中学入試と高校入試を終えたばかりだというのに、すでに次のステージに動き始めました。さすがです。こういう動きがとれるというのは、先生方にIN/OUTシートという「ワークショップ言語」が共有されているからです。
★「ワークショップ言語」という新しい呼び方を思いついたのは、写真の書「今日から使えるワークショップのアイデア帳 会社でも学校でもアレンジ自在な30パターン」 2020/4/13 ワークショップ探検部 (著), 松場 俊夫 (著), 広江 朋紀 (著), 東 嗣了 (著), 児浦 良裕 (著)」の著の1人児浦先生(聖学院広報部長・国際教育部長・21教育企画部長)と対話しているときのことです。
★今日もそうでした。Zoomで対話しているときに、お互いに、IN/OUTシートを活用してストーリーを紡ぎ出す共同作業をしているわけです。この共通体験は、まさにこのワークシートがワークショップ言語として共有されているからだと実感したのです。
★昨年度→今年→来年→再来年のストーリをIN/OUTで情報をシンプルに整理しながら対話していきます。すると、このINとOUTの間に生まれる諸関係がシステムシンキング的には合理的にいかなかたところが見えてきます。その場の弱点を見出すだけではなく、その弱点の解決策をINしたら、どんなシステムが生まれ、OUTはどうなるいかが見えてきます。OUTがポジティブだったり、ネガティブだったりになりますから、ここは調整しながらシステムシンキングのアップデートをしていくわけです。
★このワークショップ言語を活用しながらの対話は、見通しを立てながら、しかし瞬間的にリファインして再構築していくスリリングな対話になるので、極めて生産的・創造的です。
★児浦先生と話していると、2022年までのストーリーが見えてきます。今年度もパンデミックという予測不能な要因がINPUTされましたが、それでも乗り切ってきたわけですが、それがこのワークショップ言語を活用して話していくと、予測不能な事態を乗り切る方法が一般化されて、応用可能なカタチとしてOUTPUTされるわけです。
★これが聖学院の自信となり有形無形の財産となっていきます。ポジティブストーリーが現実化していくわけですね。
★このようにワークショップ言語はリフレクション→アイデア→実現化を丸ごと循環させる新しい思考言語です。ワークショップ言語を使うことで、どんどん未来がいまここで実効性の高いアイデアになっていきます。
★ただデータを並べ、個々に気づいたことを述べ合っていただけでは、短時間で解決策をシステマティックに組み立てるのは時間がかかります。
★しかし、児浦先生と共同執筆者のワークショップ言語を活用すれば、組み立てながら分析も創造なども一石多鳥にできてしまいます。
★児浦先生は数学の教師でもあります。創意工夫すれば、瞬間的に解決する問題も、一つ一つ順番に計算していくと、時間もかかるし、途中で飽きてしまうということをよくよく知っています。世界をつくるときは、このショートカットをする構造言語が必要です。
★構造言語というと学問的過ぎてわかりにくいのですが、それがワークショップ言語となると、イメージもわきやすく、アイデアもからめとられるように引き出されてきます。
★今年の聖学院の成功理由とさらにアップデートした未来を、3/6(土) オンライン学校説明会ではやくも堪能できます。なんと予約は2021年2月6日(土)から始まっていました。
★なお、私たちがXSchoolコミュニティをゆるやかに結成し、ワークショップ言語を共有しながら、New Power School市場をもっと大きくしようと思っています。ワークショップ言語というアイデア生成言語を使って。乞うご期待!詳しくは新年度にはいって公開します。
★そうそう、一つ大事なことを忘れていました。ワークショップ言語は、チーミングを豊かに生み出していく言語です。
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