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2021年2月11日 (木)

東京エリア 2021年から2025年にかけて中学入試と高校入試で変わること グローバル革命×テクノロジー革命×エネルギー革命×身体革命×精神革命 革命のごった煮時代到来

東京都が公開している小学1年生と中学校3年生の数の推計推移グラフは重要な情報です。今回のパンデミックによって、スマートシティ化は加速します。私立中学入試と私立高校入試は、この動きに対応するというより、スマートシティには教育と公衆衛生とSDGsとICTがコアになりますから、むしろ牽引する新しいアイデアやプロジェクトが次々と私立中学と私立高校から生まれてくるでしょう。

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★この東京のスマートシティ化は、自然と社会と精神のサーキュレーショングローバル市民社会ですから、たんにサーキュレーションエコノミーとも色合いが異なります。この展開は、しかし人口増がある程度必要です。

★2025年までは、中学も高校もしばらく人口が増えますから、しっかりとスマートシティ教育を構築する機会到来です。

★今年の中学入試は、コロナ禍でしたが東京は受験人口は若干増えるでしょう。この増加傾向は2025年までは続きます。しかし、小学校1生人口が2023年から減少傾向に入りますから、2025年以降の中学入試の受験人口は増加するとは限りません。もちろん、スマートシティ化教育が成立していれば、私立に集まるでしょうが。

★高校入試は、2020年中学3年生人口は減少しましたから、今回は苦戦したところもあります。しかし、苦戦した学校の中には、2025年までの変化を予想して、1クラス分の画期的な教育デザインをしています。聖学院やかえつ有明のように中学が人気ですから、現状高校入試において生徒獲得に成功する必要はないのです。これからのための実験を開始しています。

★スマートシティ化はスモール・イズ・ビゲストクリエイティビティという話になりますから、Zoomなどを使い、グローバル市民活動をしつつ、イノベーティブ農法を実験します。電力の内製化も始まるでしょう。

★つまり、グローバル×英語×イノベーティブ×クリエイティブ×自然×マインドというコンパクトな教育がコアになる街づくりにつながっていきます。スマートシティは、スマート教育やスマート医療、スマート産業などを循環させるようになります。化石燃料はなるべく使わないようになっていきます。

★それには社会実装された知恵やスキルが重要ですね。文系理系を問わす、言語と数学とテクノロジーと思考力はベーシックな学びになります。

★そのうえで、グローバル革命とテクノロジー革命とエネルギー革命=農業革命と身体革命と精神革命の一体となったクリエティブリーダーが必要になります。この意味でのクリエイティブリーダーの生まれる拠点づくりに前のめりの私立学校がサバイブすることになるでしょう。

★要するに、革命のごった煮時代の到来なわけです。

★中学入試では、それがはっきりしてきたし、高校入試では受験生はまだまだ気づいていませんが、受験生増の続いている間に、気づく受験生もまた増えてくるでしょう。様々な変化の流れが合流して沸点に達する沸騰新時代を創り出すのは、まさにZ世代ということでしょう。

 

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