2021年中学入試情報(64)全く新しいタイプの学校 和洋九段女子 CSTの流れを創ることになる。
★2021年2月7日現在(首都圏模試センター)、和洋九段女子の応募者総数は、738名に達し、前年対比は168.5%、前々年対比は240.4%です。PBLをすべての教育活動に展開してきた結果、中学受験マーケットにも存在する、そして中学入試マーケットにも存在する進取の気性に富んだ保護者とSDGsに心を開いている保護者に認知される学校となっています。
★同校は、new power schoolなのですが、すでにこのタイプの学校でありながらここから次のステップへ飛び出そうというかえつ有明、聖学院、工学院と聖パウロ(中学はありません)と共鳴共感共振しています。これらの学校はいずれも他校にないCSTをベースにしたPBLを生み出し始めています。
★生徒1人ひとりの才能を開花するというよりも、生徒1人ひとりが自分の才能を見出し開花していく環境としてのPBLです。クリエイティブ、クリティカル、コンパッション、コントリビューション、コミュニケーションといったC軸思考ができる環境です。
★さらにもうひとつ決定的なCがあります。それはいずれご紹介する時があると思いますが、ともかく潜在的な才能を顕在化したいという生徒、そもそも自分の潜在的才能は何であるか知りたいという生徒にとって幸せな居場所になります。
★和洋九段女子をはじめいまここに挙げた学校同士が何かやろうと示し合わせているわけではないのです。ただ、この5校の自然な交流が生み出すサークル星が明日の日本の子どもたちの希望の光となると私は予感しているのです。
★ともあれ、和洋九段女子のPBLはもはや公開研究の場となり、多くの関係者と学びの連携が広がっています。なぜ広がるのか?なぜつながるのか?それはCSTの感性が直感的に共感の輪を生み出しているからです。
★希望の星は、論理を超えたそれでいてあとから論理的に正しかったとなる光なのです。
★CSTとは何かは、いずれまた考察します。
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