八雲の真価×進化×深化×新価(2)八雲の野望②
「八雲の真価×進化×深化×新価(1)八雲の野望①」のつづき。
★菅原学年の卒業生ボッサム先生と大学院で出会った友人王先生が八雲学園で英語の教師をしているというお話は、前回しました。菅原学年の卒業生の意味はある意味これからのエポックをつくる人材を示唆しています。そうです、1995年直後に誕生しています。Z世代なのです。今中高生Z世代が注目されていますが、そのZ世代が将来何をやりとげるのか?そのプロトタイプがボッサム先生と王先生といっても過言ではないのです。
★母校に返ってきたボッサム先生。そしてボッサム先生の友人王先生。Z世代が事をなすときは、ネットワークで動きます。母校の教育を知っているけれど、卒業後の様子は当然経験していないボッサム先生とまったく八雲教育を経験していない王先生。八雲の教育の総合力を創り上げてきた菅原先生。菅原先生とボッサム先生は教師と生徒だった時代もあるわけです。そしてアメリカから新風を運んできた近藤隆平先生。
★ボッサム先生は、卒業後も菅原先生を介して近藤隆平先生ともコミュニケーションをとってきました。
★この4人のネットワークがすでに、日本、中国、アメリカとなんとグローバルネットワークです。当然、この4人が動くとき、それぞれのグローバルなネットワークがさらにつながるのです。もともと、八雲学園の教育はグローバルネットワークを大切にしてきました。これがあるからこそ、ウェルカムの精神が発揮されているし、ウェルカムの精神があるから、グローバルネットワークを拡大することができるのです。
★ファンフェアひとつとっても、ものすごい外国人教師のネットワークとつながっています。イエール大学との国際音楽交流もそうですね。あらゆるイベントがそうなのです。無形の財産というのでしょうが、このリソースをお金を出して買おうとすると、とても1年間50万円では買えません。なんだかんだ年間100万ぐらいは学費がかかるのが私立学校ですが、公立学校だって、ちゃんと税金で同じくらい生徒1人に順当さているのです。
★それでも、私立学校を選ぶというのは、目に見えない無形のリソースに魅力があるからです。進学実績も大事ですが、重要なことは、先に進むときにどれだけ目に見えないネットワークと結びついて進めるかではないでしょうか。八雲学園を訪れて、それに気づく保護者がでてきました。中学受験はたいていは塾が行う進路相談に即して学校選択が行われます。
★しかし、ときどき、私のブログやYoutubeをみて、セカンドオピニオンよろしく、八雲の説明会に足を運んでみたという保護者がいます。そして、すぐに驚きのメッセージが届きます。日本にこんな学校があったんですねと。そして高校生が学校の紹介プレゼンしているのを聞いて、娘もいずれあのように活躍してもらいたいと。
★そういう方々は、ご自身が創造的思考力を使って仕事をしていたり、グローバル企業で日々英語で海外とやり取りをし、英語だけでの問題ではなく、文化や教養が重要だということを身に染みてわかっている方とか、医療現場でチーム医療の重要性やグローバルな専門知識の重要性に日々直面している方々が多いのです。
★だから、ピンとくるのかもしれませんが、そういう仕事のやり方は、今後あらゆる領域で広がっていくことは間違いがないので、八雲学園の教育はますます必要とされていくでしょう。それに、そのことに気づいた保護者は、これだけの教育リソースは、海外では年間300万から1000万かかるのに、八雲の学費で手に入れられるのは幸運ではないかということもちゃんと気づいています。
★今回4人の先生方とZoom対話しておもしろかったのは、グローバルネットワークの参加者だったがゆえに、おなじ対象を見ても、おなじ言葉を聞いても、感じ方や考え方が違っていて、八雲学園の新しい発見や気づきがあったことです。
★たとえば、王先生は、ウェルカムの精神は、たんなる「お・も・て・な・し」の作法ではなく、オープンマインドに通じる精神で、大学院で行うプロジェクトリサーチのときに必要な構えであると語ります。それは、自分が研究してきたことでもあり、それをベースに八雲学園の授業をするときにも、アクティビティをデザインしていますと。
★ボッサム先生は、母校の教育をそういう角度でみてもらえて嬉しいと。そしてそのような対話は、ボッサム先生を刺激します。自身が大学院で研究しているロールモデルエフェクトにとってもオープンマインドは大切なのだが、八雲学園にはなるほどロールプレイエフェクトの連鎖が次々と起こっていると捉え返しました。
★このことが、八雲の教育に新しい光を与えます。Z世代のコミュニケーション力は、まさにコミュニケ―ションによって発想を生み出すことなのですが、それが変容を生み出すパワーでもあります。物理的な革新性よりも精神的な変容が新しいカタチを生んだ行くというやりかたですね。排除したり、否定したりするのではなく、今目の前にある事に新しい光を当てることによって新たなケミストリーを起こしていくというやり方です。
★今回も、そのケミストリーが起こったのです。(つづく)
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