2021年中学入試情報(39)横浜創英 応募者総数 前年を上回る!工藤勇一校長旋風。
★2021年1月27日現在(首都圏模試出願倍率速報)、横浜創英中の総応募者数は、515人。はやくも前年対比は131.4%。新しい教育論を語り、それを実践する工藤勇一校長旋風が巻き起こっています。
★工藤校長は、毎月のように東洋経済をはじめ多様なメディアで取り上げられています。一般的な教育的社会通念をコペルニクス的転回するような論調で、ある意味ラディカルに語っています。
★しかし、子育てで不安になったり悩んだりしている保護者の手の届かないような話はしません。そこが人気の肝ですね。
★同校サイトでもこう語っています。
「今まで以上に「自分で考え、判断し、決定し、行動できる力」(自律の力)を身に付けることが大切です。あえて誤解を恐れずに言えば、日頃から私たちが学校教育の中で大切にしてきた「礼節」や「忍耐」、「協調」といった日本の特性とも言える価値観よりも優先すべきものだということです。」
★慎重に大胆な語り口調なのです。しかし、同グループの副理事長の堀井章子先生と工藤校長はシンクロしている関係なので、堀井先生の理論的背景を鏡にすると、強烈にラディカルなお話です。
★そこは、一般の受験生や保護者には、見えないかもしれませんが息吹として感じ取れるものでしょう。
★それにしても、ピーター・センゲやHTHの発想にも通じる工藤勇一校長と堀井章子副理事長には頑張って欲しいものです。神奈川県のHTHになってんもらいたいものです。
★もっとも、HTHが望んでいる自分たちが足りないと言っているものがワンピースあります。
★そのヒントは私たち日本の私学にはもともとあるものです。ただ、日本にあるのですが、それを手に入れるには、10のステージを経なければならないのです。
★そこは、しかし、デビッド・ボームと共に誰でも手に入れられると嬉しいのですが。
★今のところ、工藤勇一校長はこのワンピースを表現する言葉を他の言葉に比べると頻繁には使われません。
★すでに、新しい学びの中で活用しているのですが、ルビンの壺でいえば、図ではなく地になっています。それが反転した時、シリコンバレーのHTHも憧れる学校になるでしょう。
★それほどポテンシャルの高い学校に変容しようとしているのが、横浜創英ですね。
★そういえば、新渡戸文化も武蔵野大も違いはありますが、概ね同じベクトルで進んでいます。ですから、いずれも、このワンピースは今のところ「地」に回し、「図」には出してきていません。
★反転した時、他校は驚くでしょうね。ポテンシャルが無限にある学校グループです。
★HTHやシカゴ大学附属学校(デューイ学校)がリサーチに来る学校になる期待値が高いというわけです。
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