100年後の静岡聖光学院がいまここにある。
★昨日静岡聖光学院の副教頭田代先生、進路指導部長小山先生、教務部長の佐々木先生とZoom歓談をしました。ここ数年の同校の大胆かつ細心の注意をはらった変貌ぶりを振り返りつつ対話をしました。オックスフォード大学をはじめとする世界大学ランキング10位以内の大学に視野を広めた諸条件、オンライン完備によるハイブリッドPBLの環境、留学生を迎え入れるグローバルモードのキャンパスリフォーム、世界標準のカリキュラムマネジメントとAレベルをテコにしたグローバルモードの進路指導などの条件をどこに全集中させるのかブレスト的な歓談でした。
★100年後の世界に向かって動き出す2022年に起こる様々なグレートリセットを見据えつつ多角的に語り合うことは確かに必要です。2022年に高校の新学習指導要領の本格実施が始まります。これによって、再び大学入試改革の話題もでてくるでしょう。しかも民法改正によってその時受験生は同時に成年になります。
★生産緑地法案改正による不動産の激変があり、スマートシティ構想が加速するのも2022年です。アジアの富豪が、山々だけではなく、大都市圏の不動産を一挙に購入しに来る元年になるかもしれません。
★ICTによって生産手段が1人ひとりの所有になり、スマートシティによって、住まいの環境も変わります。AIによって仕事が変わる準備が実は日常生活からすっかり変わります。
★当然教育も変わります。日本の中心なんてどうでもよくて、世界そのものが1つの拠点になります。先生方と宇宙から地球を眺めるSDGsのコンセプト動画を共有しながら、それを感じました。
★これなら、イギリスはイートン、日本は静岡聖光学院という発想アリですね(笑)と田代先生が叫び、Zoom空間は大笑いの渦になりました。
★陸から見た歴史観→海から見た歴史観→宇宙から見た歴史観へとビジョンは拡張したわけですね。2022年は、ちょうど世界の教育はオックスフォード大学にいったん集結します。そこから再び世界を描き直すわけですね。
★その準備はいまここで、世界同時的に生まれています。パンデミックが背中を押しているのでしょう。
★いずれにししても、すでに総合型選抜の成功サンプルをもとに、進路指導は変わります。静岡聖光学院の破格の海外姉妹校との連携が、中学段階のキャリアデザインをガラリと変えることになるでしょう。高校段階はもはや18歳成年から考えたキャリアデザインになるでしょう。当然、カリキュラムも変わります。具体的な話は、いまは秘密です。
★とはいえ、すでに動いている学校の先生方はお分かりだと思います。
★農地なき第三次産業、スマート空間による第二次産業、デジタル空間におけるサービス産業、このリアルな時空へのシフトがすべての産業構造を変化させます。これがグレートリセットの本当の意味でしょう。
★第4次産業であるクリエイティブクラスが、すべての産業に染みわたるということです。スマートシティとは、産業構造自体がスマートになるということです。つまり庭園発想ですね。
★シリコンバレーやHTHが欲しがっている庭園発想とは、すべての産業構造をスーマート化する。折り紙化するということでしょう。静岡聖光学院が世界から注目されるのは、そのような叡智が蓄積されているからです。もちろん、OBも含めてということです。
★現実と理想と歴史観について、過去にこだわったり、未来に先延ばしすることなく、いまここで圧縮して対話できる教師陣が揃っているのが静岡聖光学院です。
★OB諸君、静岡聖光学院の世界戦略のサポートする起業を通して、地球全体に貢献する社会的インパクトを生み出しませんか!
★今回、国内の椅子取りゲーム=偏差値ゲーム=ラットレースから解放される根拠なき自信の波動を頂き(笑)、生きることの美しさを感じることができました。田代先生、小山先生、佐々木先生、ありがとうございました。
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