石川一郎先生「人生のプロジェクト」語る!
★昨夜、第4回GLICC Weekly EDUで、主催者の鈴木さんとゲストの石川一郎先生と対話をしました。石川先生の新刊本「学校の大問題」の背景ににある超<大問題>について、石川先生に本音トークをしていただきました。ありがとうございました!
★パンデミック、大統領選挙を通して、ポスト・トルゥース時代の次について、石川先生の想いが広がっているのだということがだんだんと開示される対話になっていると思います。
★感情のおもいのままにSNSに言葉が広がり、それで物事が決まっていくかのようなイリュージョンが拡大しています。そこを道徳的に制限するパターナリズムの教育ではなく、理論やサイエンスを根拠に教育や授業をデザインしていく流れをつくりたいと。
★その一つのベースとしてブルームのタキソノミーを共有したいのだと。ブルームのタキソノミーは、今年の東大の物理の問題と同じく今年の東大の帰国生対象の入試問題を活用して、ブルームがタキソノミーを制作する際に行ったテスト分析の手法を追体験する形で丁寧に語り合いました。ここまでブルームのタキソノミーについて丁寧に追体験トークは本邦初だと自負しています。
★いずれにしても、大問題の端緒は、日本の教育が、ブルームのタキソノミーが「記憶」「理解」「応用」でとまり、「分析」「創造」に突き抜けないことにあるということが明らかになる対話になっています。
★そして、そこを突き抜けるために、多様なアプローチが生まれていることも紹介しています。そのうちの一つにGIGAスクール構想があります。デジタル・タキソノミーが無意識の内に活用されることへの期待と無意識がゆえにぐちゃぐちゃになる不安の両方について、石川先生は感じ取っているシーンもあります。詳しくは、ぜひ「学校の大問題」をお読みください。
★無自覚を自覚へ転換すると、ICT活用によって、ブルームの提唱するマスタリーラーニングができるし、3つの評価も有機的につなげていけることについても語り合えました。
★そして、ここにPBLをつなげると日本の教育が変わります。
★石川先生のこの想いは「人生はプロジェクトだ!」という言葉に込められています。人生をかけて日本の教育を変える覚悟と気概をうけとめました。
★石川先生ありがとうございました!そして、このような機会を創出していただき、鈴木さん感謝です。
★次回は、鈴木さんと突き抜ける領域「ドーナツの3%の穴」について対話します。
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