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2020年11月30日 (月)

ノートルダム学院小学校のPBL授業のリサーチ&ワークショップ(補説)

★そうそう、秋田先生の授業における「読解」の位置づけですが、U理論とGRITを掛け合わせるとこんな図になると思います。

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★こうしてみると、今までの日本の教育は、与えられた文章のどこに何が書いてあるかを理解し、その背景にある作者の想いの一部を推理することはできても、生徒がそこからもっと深いかけがえのないものを探究していく深さと広がりをもとめる道を歩むことを授業で展開してこなかったことを反省させられます。今回のリサーチ&ワークショップは、秋田先生の授業の意義や価値が、そこを乗り越える一つの道であることを示唆しています。

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★秋田先生をはじめ、ノートルダム学院小学校の先生方のチャレンジが、生徒の未来のみならず、日本の未来にも光を照らすことになるでしょう。マリアテレジア・ゲルハルディンガーが、ドイツで、アメリカで、日本で、アジアで、子供たちが壁に囲まれ、突破できない困難な状況にいる時、いっしょにそこから脱する道を歩んだように。その道は、教育というエネルギーで開いてきたし、今後も拓いていくでしょう。

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