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2020年11月28日 (土)

ノートルダム学院小学校のPBL授業のリサーチ&ワークショップ②

★今回のリサーチ&ワークショップでは、次の写真にあるセオリーを統合しています。ここにはいれていませんが、レヴィ・ストロースの「野生の思考」的なブリコラージュ手法とハワード・ガードナーの多重知能(MI)理論とベイトソンの学習理論は、私のベースですが、これはまた別の機会にご紹介します。

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★というのも、実践的な手法の影響を受けたというか直接伝授して頂いた上田信行教授の本の中には、それらも織り込み済みの実践知が満載されているので、カバーされているということもあるからです。

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★それから、ワークショップを行う時に使うツールは、上記の写真にあるものです一斉休校のときには、Zoomで何度か行いましたが、やはり、スクライビングを行うのは、リアルな空間でのワークショップが効果的だなと今回改めて感じました。

★スクライビングは、創造的な感性や思考を生み出すアクションです。上田教授から伝授された手法の中でも最強の手法の1つです。ただし、上田教授のようにアーティスティックなレベルには、まだまだ遠いのですが。

★ポストイットは、大きさの違うものと色の違うものを用意するのは極めて大切です。分解と合成という世界制作方法の1つを自在にできるからです。

★タイマーも大事ですね。時間の制約は創造性を生み出すというインプロ教育を導入することができるからです。

★デジカメは、ポートフォリオとプロセスフォリオの記録のために活用します。写真だけではなく、動画も撮れます。デジカメではなくタブレットでもなんでもよいのですが、ポケットに入れながら使えるので、私はデジカメを活用します。

★授業で先生方が活用すると、モニタリングしながらリアリスティックなリフレクションが生徒とできるので、便利です。でも、ヘルバルト主義だと、ずっと教えていなければならないので、その余裕がないのです。最近の体育の授業では、先生方も子供たちもこのタブレットを活用したモニタリング活動を行っていますね。生徒中心のアクティビティが展開すると、それが可能になります。

★コンパクトに90分(実際には2時間になりました)で行うワークショップでは、このぐらいの簡易な道具立ててかなりのことがリサーチできます。(つづく)

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