工学院インパクト(19)田中歩先生の超<学習する組織>力
★本日は別件で工学院大学附属中高に立ち寄り、立ち去ろうとしたところ、廊下で田中歩先生(教務主任)とばったり。廊下のスペースには、対話空間があるので、お忙しいにもかかわらず、まあまあと誘ってくれました。すると、体育科の安芸先生や柴谷先生、学際的教師の有山先生が、そばを通るたびに語り掛けてくれました。
(左から安芸先生、田中歩先生)
★ああ、共感的コミュニケーションが満ちている雰囲気はこれだなあと感じ入りながら、幸せな時間を過ごせました。
★それにしても、このところ他の学校の校長や理事長と多様なデバイスでミーティングが続いています。今日も朝からコロナ禍による市場の意識や価値観の変化について5人の理事長あるいは校長あるいは社長と対話しました。それと2人の学校リーダーとは、これから対話します。田中歩先生も含むともっと多くなるのですが、今日は過密です。
★それから、この時期ならではの最大のテーマは組織改革の話と人材育成の在り方です。私自身の方法論を聞きたいということではなく、ホンマノオト21で紹介しているケースやモデルの話についての対話になります。
★それに経営者やリーダーの立場で眺めているので、市場の変容とダボス会議などのテーマと教育の関係を見据えながらの組織開発や人材開発の話になります。
★共感的コミュニケションや寛容性の組織にもたらす影響力の話がやはり中心になりますね。
★そして、自ずと、田中歩先生のスーパー学習する組織力の話になるのです。さっき会ってきたばかりですけどねと何度も私は口にする今日でした。あっ、もうすぐ始まるミーティングでも、きっと口にすることでしょう^^)。
★私がこういうテーマで話ができるのは、本当に一期一会でお会いした先生方との豊かな対話です。特に田中歩先生とは、もう7年以上も毎月対話する機会を共有できているのです。実に不思議です。そういえば、逆転の発想という共感的コミュニケーションの魔法言語をいつも使って盛り上がります。今日も新しいアイデアが生まれました。またまた今後が楽しみです。
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